Land: Japan
Sprache: Japanisch
Quelle: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
モルヒネ塩酸塩水和物
塩野義製薬株式会社
Morphine hydrochloride hydrate
注射剤
注射剤
中枢神経系のオピオイド受容体や延髄の咳嗽中枢に作用し、激しい痛みや激しい咳を抑えます。また、腸管のぜん動運動を抑えます。
通常、激しい痛みに対する鎮痛、激しい咳に対する鎮咳、激しい下痢症状の改善、手術後などの腸管ぜん動運動の抑制、麻酔前投薬や麻酔の補助、激しい痛みをともなう各種がんにおける鎮痛に用いられます。
英語の製品名 Morphine Hydrochloride for Injection 10mg [SHIONOGI]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2012 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : モルヒネ塩酸塩注射液 10MG 「シオノギ」 主成分 : モルヒネ塩酸塩水和物 (Morphine hydrochloride hydrate) 剤形 : 注射剤 シート記載など : 剤形写真準備中 この薬の作用と効果について 中枢神経系のオピオイド受容体や延髄の咳嗽中枢に作用し、激しい痛みや激しい咳を抑えます。また、腸 管のぜん動運動を抑えます。 通常、激しい痛みに対する鎮痛、激しい咳に対する鎮咳、激しい下痢症状の改善、手術後などの腸管ぜん 動運動の抑制、麻酔前投薬や麻酔の補助、激しい痛みをともなう各種がんにおける鎮痛に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸機能障害、気管支喘 息、肝障害、心不全がある。けいれんを起こしている。急性アルコール中毒、出血性大腸炎、細菌性下 痢、敗血症、中枢神経系疾患(髄膜炎、灰白脊髄炎、脊髄ろうなど)、脊髄・脊椎に結核・脊椎炎・転 移性腫瘍などの活動性疾患がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : Lesen Sie das vollständige Dokument
2024年 5月改訂(第 2版) * 2023年 5月改訂(第 1版) 日本標準商品分類番号 878114 10mg 50mg 承認番号 22000AMX0107600022000AMX01077000 販売開始 1995年 6月 1995年 6月 貯 法:室温保存 有効期間:5年 モルヒネ系製剤 日本薬局方 モルヒネ塩酸塩注射液 注)注意−医師等の処方箋により使用すること 劇薬、麻薬、処方箋医薬品 注) 1.警告 本剤の硬膜外及びくも膜下投与は、これらの投与法に習熟し た医師のみにより、本剤の投与が適切と判断される患者につ いてのみ実施すること。 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 〈投与経路共通〉 重篤な呼吸抑制のある患者[呼吸抑制を増強する。] 2.1 気管支喘息発作中の患者[気道分泌を妨げる。] 2.2 重篤な肝機能障害のある患者[9.3.1参照] 2.3 慢性肺疾患に続発する心不全の患者[呼吸抑制や循環不全 を増強する。] 2.4 痙攣状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中 毒)にある患者[脊髄の刺激効果があらわれる。] 2.5 急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制を増強する。] 2.6 本剤の成分及びアヘンアルカロイドに対し過敏症の患者 2.7 出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢 菌等の重篤な細菌性下痢のある患者では、症状の悪化、治療 期間の延長を来すおそれがある。][9.1.1参照] 2.8 ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中又は投与中止後 1週間 以内の患者[10.1参照] 2.9 〈硬膜外投与の場合〉 注射部位又はその周辺に炎症のある患者[化膿性髄膜炎症 状を起こすことがある。] 2.10 敗血症の患者[敗血症性の髄膜炎を生じるおそれがあ る。] 2.11 〈くも膜下投与の場合〉 注射部位又はその周辺に炎症のある患者[化膿性髄膜炎症 状を起こすことが Lesen Sie das vollständige Dokument