Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ナルフラフィン塩酸塩
沢井製薬株式会社
Nalfurafine hydrochloride
やわらかい紫みの赤色〜くすんだ赤色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.9mm
内服剤
オピオイドκ受容体に選択的に作用し、かゆみを抑えます。
通常、透析患者、慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場合に限る)に用いられます。
英語の製品名 NALFURAFINE HYDROCHLORIDE OD Tablets 2.5mcg "SAWAI"; シート記載: ナルフラフィン塩酸塩OD2.5μg「サワイ」、Nalfurafine Hydrochloride OD2.5μg[SAWAI]
くすりのしおり 内服剤 2021 年 06 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ナルフラフィン塩酸塩 OD 錠 2.5ΜG 「サワイ」 主成分 : ナルフラフィン塩酸塩 (Nalfurafine hydrochloride) 剤形 : やわらかい紫みの赤色~くすんだ赤色の錠剤、直径 7.1mm 、厚さ 3.9mm シート記載など : ナルフラフィン塩酸塩 OD2.5μg 「サワイ」、 Nalfurafine Hydrochloride OD2.5μg [ SAWAI ] この薬の作用と効果について オピオイド κ 受容体に選択的に作用し、かゆみを抑えます。 通常、透析患者、慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場合に限る)に用い られます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 錠(主成分として 2.5μg )を 1 日 1 回夕食後または就寝前に服用します。症状によ り適宜増量されますが、 1 日 1 回 2 錠( 5μg )が限度とされています。必ず指示された服用方法に従っ てください。 ・血液透析によるそう痒症の改善のためにこの薬を服用している人 Read the complete document
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 有効成分 [ 1 錠中] ナルフラフィン塩酸塩 2.5μg (ナルフラフィンとして2.32μg) 添加剤 エリスリトール、カルナウバロウ、結晶セルロース、酸化 チタン、三二酸化鉄、スクラロース、ステアリン酸Mg、ヒ ドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール(部分 けん化物)、マクロゴール6000 3.2 製剤の性状 外 形 剤 形 フィルムコーティング錠(口腔内崩壊錠) 性 状 やわらかい紫みの赤色〜くすんだ赤色 直径(mm) 7.1 厚さ(mm) 3.9 重量(mg) 約124 本体表示 ナルフラフィン OD 2.5 サワイ 4.効能又は効果 次の患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場 合に限る) ○透析患者 ○慢性肝疾患患者 6.用法及び用量 通常、成人には、ナルフラフィン塩酸塩として 1 日 1 回2.5μg を夕食後又は就寝前に経口投与する。なお、症状に応じて増量 することができるが、 1 日 1 回 5μgを限度とする。 7.用法及び用量に関連する注意 〈効能共通〉 7.1 本剤は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜からの吸収により効果 発現を期待する製剤ではないため、唾液又は水で飲み込むこと。 [14.2参照] 〈血液透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉 7.2 本剤の投与から血液透析開始までは十分な間隔をあけること。 本剤は血液透析により除去されることから、本剤服用から血液 透析までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性 がある。[16.8.1参照] 〈腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉 7.3 本剤の投与から透析液交換までは十分な間隔をあけること。 本剤 Read the complete document