Pays: Japon
Langue: japonais
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
クロファラビン
サノフィ株式会社
Clofarabin
注射剤
注射剤
抗がん剤の中の代謝拮抗剤と呼ばれるグループに属する薬で、DNAの合成を阻害することにより、がん化したリンパ球の増殖を抑えます。
通常、再発または難治性の急性リンパ性白血病の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 08 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エボルトラ点滴静注 20MG 主成分: クロファラビン (Clofarabin) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 抗がん剤の中の代謝拮抗剤と呼ばれるグループに属する薬で、 DNA の合成を阻害することにより、がん 化したリンパ球の増殖を抑えます。 通常、再発または難治性の急性リンパ性白血病の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある、腎臓や肝臓に障害があ る。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 1 回 2 時間以上かけて点滴で静脈内に注射します。これを 5 日間連日注射し、少なくとも 9 日間休薬します。これを 1 クールとして繰り返します。 症状を見ながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 ・医師の指示を守って定期的に血液検査を受けてください。 ・授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副 Lire le document complet
1 1.警告 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血 器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師の もとで、本剤が適切と判断される症例についてのみ投与す ること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有 効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 成 分 1 バイアル (20mL)中の分量 有 効 成 分 クロファラビン 20mg 添 加 剤 等張化剤 3.2 製剤の性状 性状・剤形 無色澄明の液(水性注射剤) pH 4.5〜7.5 浸 透 圧 比 約 1 (日局生理食塩液に対する比) 4.効能又は効果 再発又は難治性の急性リンパ性白血病 5.効能又は効果に関連する注意 5.1「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安 全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。 [17.1.1、17.1.2 参照] 5.2 臨床試験において組み入れられた患者の年齢以外での本剤 の有効性及び安全性は確立していない。[7.4 参照] 6.用法及び用量 通常、クロファラビンとして52mg/m 2 (体表面積)を 1 日 1 回 2 時間以上かけて点滴静注する。これを 5 日間連日投与し、 少なくとも 9 日間休薬する。これを 1 クールとして繰り返す。 なお、患者の状態により適宜減量する。 7.用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤を減量、休薬又は中止する場合には、副作用の症状、 重症度等に応じて以下の基準を考慮すること。 休薬 減量又は中止 好中球数 750/mm 3 以上に回復す るまで休薬すること。 4 週以上持続するグレード 4 の 好中球減少症(ANC500/mm 3 未満)が認められた場合は、 Lire le document complet