Pays: Japon
Langue: japonais
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ピロキシカム
富士フイルム富山化学株式会社
Piroxicam
淡黄色澄明の軟膏剤
外用剤
プロスタグランジン(炎症を起こしたり痛みを増強する物質)の産生を抑制することにより、炎症や痛みをやわらげる作用(消炎、鎮痛)があります。
通常、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛、外傷後の消炎・鎮痛に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: 195(チューブに表示)
くすりのしおり 外用剤 2019 年 04 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : バキソ軟膏 0.5 % 主成分 : ピロキシカム (Piroxicam) 剤形 : 淡黄色澄明の軟膏剤 シート記載など :195 (チューブに表示) この薬の作用と効果について プロスタグランジン(炎症を起こしたり痛みを増強する物質)の産生を抑制することにより、炎症や痛み をやわらげる作用(消炎、鎮痛)があります。 通常、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛、 外傷後の消炎・鎮痛に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アスピリン喘息またはそ の既往歴、気管支喘息 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、適量を 1 日数回患部にすりこみます。必ず指示された使用方法に従ってください。 ・使い忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く使用してください。ただし、次の通常使用する時 間が近い場合には、忘れた分は使用しないで 1 回分を飛ばしてください。 2 回 Lire le document complet
−1− 2022年11月改訂(第1版) 貯 法:室温保存 有効期間:3年 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発 作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤な喘息発作を誘 発又は再発させるおそれがある。][9.1.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 バキソ軟膏0.5% 有効成分 日局 ピロキシカム 含量 1g中 5.0mg 添加剤 カルボキシビニルポリマー、プロピレングリコール、 エタノール、ベンジルアルコール、ヒドロキシエチル セルロース、ジイソプロパノールアミン 3.2 製剤の性状 販売名 バキソ軟膏0.5% 色・剤形 淡黄色澄明のゲル状軟膏 識別コード 4. 効能又は効果 下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎 変形性関節症 肩関節周囲炎 腱・腱鞘炎、腱周囲炎 上腕骨上顆炎(テニス肘等) 筋肉痛(筋・筋膜炎等) 外傷後の腫脹・疼痛 6. 用法及び用量 本品の適量を1日数回患部に塗擦する。 8. 重要な基本的注意 8. 1 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく、対症療法であるこ とに留意すること。 8. 2 慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には薬物 療法以外の療法も考慮すること。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9. 1 合併症・既往歴等のある患者 9. 1.1 気管支喘息のある患者(アスピリン喘息又はその既往歴のあ る患者を除く) 喘息発作を誘発させるおそれがある。[2.2参照] 9. 1.2 皮膚感染症のある患者 感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌 剤を併用し、観察を十分に行い慎重に使用すること。皮膚の感染 症を不顕性化するおそれがある。 9. 5 妊婦 妊婦又は Lire le document complet