国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ビペリデン塩酸塩
住友ファーマ株式会社
Biperiden hydrochloride
白色の細粒剤
内服剤
中枢神経に作用することにより、手のふるえ、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりするのを改善します。
通常、パーキンソン症状の治療に用いられます。
英語の製品名 Akineton Fine Granule 1%; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2022 年 06 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アキネトン細粒 1% 主成分: ビペリデン塩酸塩 (Biperiden hydrochloride) 剤形: 白色の細粒剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 中枢神経に作用することにより、手のふるえ、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりするのを改善しま す。 通常、パーキンソン症状の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、重症筋無力症が ある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 0.1g (主成分として 1mg )を 1 日 2 回から始め、徐々に増量して、 1 日量 0.3 ~ 0.6g (主成分として 3 ~ 6mg )を数回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必 ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く 1 回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が 近い場合は忘れた分をとばして、次の通常の服用時間に 1 回分を飲んでください。絶対に 2 回分を一 完全なドキュメントを読む
- 1 - パーキンソン症候群治療剤 ビペリデン塩酸塩製剤 TABLETS, FINE GRANULES 貯法:室温保存 有効期間:3年 注) 注意-医師等の処方箋により使用すること 日本標準商品分類番号 871162 処方箋医薬品 注) 14 2022 年 4 月改訂(第 1 版) * 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、 症状を悪化させることがある。] 2.2 本剤の成分に対し過敏症の患者 2.3 重症筋無力症の患者[本剤の抗コリン作用により症状が悪 化するおそれがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 アキネトン錠1mg アキネトン細粒1% 有効成分 1錠中日局ビペリデン塩 酸塩1mg 1g中日局ビペリデン塩酸 塩 10mg 添加剤 結晶セルロース、トウモ ロコシデンプン、硬化油、 軽質無水ケイ酸、ステア リン酸マグネシウム 乳糖水和物、軽質無水ケ イ酸 3.2 製剤の性状 販売名 アキネトン錠1mg アキネトン細粒1% 色・剤形 白色の割線入り素錠 白色の細粒 外形 大きさ 直径 (mm) 厚さ (mm) 重さ (mg) 約7 約 2.1 約 100 識別コード P135 4. 効能又は効果 ○特発性パーキンソニズム ○その他のパーキンソニズム(脳炎後、動脈硬化性、中毒性) ○ 向精神薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア(遅発性 を除く)・アカシジア 5. 効能又は効果に関連する注意 抗パーキンソン剤はフェノチアジン系薬剤、ブチロフェノン系薬 剤、レセルピン誘導体等による口周部等の不随意運動(遅発性ジス キネジア)を通常軽減しない。 場合によっては、このような症状を増悪顕性化させることがある。 6. 用法及び用量 ビペリデン塩酸塩として、通常成人1回1mg 1日2回よりはじめ、 その後漸増し、1日3 ~ 6mgを分割経口投与する。なお、年齢、 完全なドキュメントを読む