国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
メサラジン
ゼリア新薬工業株式会社
Mesalazine
帯赤褐色〜褐色の錠剤、長径14.7mm、短径5.9mm、厚さ6.5mm
内服剤
大腸で薬の成分を放出する薬剤です。炎症細胞より放出される活性酸素消去作用、ロイコトリエンB4産生抑制作用などにより大腸の炎症を抑え、腹痛、血便などを改善します。
通常、潰瘍性大腸炎の治療に用いられます。
英語の製品名 ASACOL tablets 400mg; シート記載: アサコール錠400mg ZP65
くすりのしおり 内服剤 2017 年 05 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アサコール錠 400MG 主成分: メサラジン (Mesalazine) 剤形: 帯赤褐色~褐色の錠剤、長径 14.7mm 、短径 5.9mm 、厚さ 6.5mm シート記載など: アサコール錠 400mg ZP65 この薬の作用と効果について 大腸で薬の成分を放出する薬剤です。炎症細胞より放出される活性酸素消去作用、ロイコトリエン B 4 産 生抑制作用などにより大腸の炎症を抑え、腹痛、血便などを改善します。 通常、潰瘍性大腸炎の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 2 錠(主成分として 800mg )を 1 日 3 回、寛解期には必要に応じて 1 回 6 錠 ( 2,400mg )を 1 日 1 回食後に服用することができます。活動期には 1 回 3 錠( 1,200mg )を 1 日 3 回食後に服用します。なお、状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってくださ い。 ・大腸で溶けて成分を放出する薬剤ですので、かまず 完全なドキュメントを読む
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 サリチル酸塩類に対し過敏症の既往歴のある患者[交叉ア レルギーを発現するおそれがある。] 2.3 重篤な腎障害のある患者[9.2.1 参照] 2.4 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照] 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 アサコール錠400mg 有 効 成 分 1 錠中日局メサラジン400mg 添 加 剤 乳糖水和物、デンプングリコール酸ナトリウム、ステ アリン酸マグネシウム、タルク、ポビドン、メタクリ ル酸コポリマーS、クエン酸トリエチル、黄色三二酸 化鉄、三二酸化鉄、マクロゴール6000EP 3.2 製剤の性状 販 売 名 アサコール錠400mg 色 ・ 剤 形 帯赤褐色〜褐色のpH依存放出性フィルムコーティング錠 外 形 表・裏面 側面 大きさ(mm) 14.7(長径)、5.9(短径) 厚さ(mm) 6.5 質量(mg) 547.9 識別コード ZP65(PTPに記載) 4.効能又は効果 潰瘍性大腸炎(重症を除く) 6.用法及び用量 通常、成人にはメサラジンとして 1 日2,400mgを 3 回に分けて 食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて 1 日 1 回 2,400mg食後経口投与とすることができる。活動期には、 1 日 3,600mgを 3 回に分けて食後経口投与する。 なお、患者の状態により適宜減量する。 7.用法及び用量に関連する注意 7.1 1 日3,600mgを、 8 週間を超えて投与した際の有効性は確立 していないため、漫然と投与せず、患者の病態を十分観察し、 重症度、病変の広がり等に応じて適宜減量を考慮すること。 7.2 本剤をメサラジン注腸剤と併用する場合には、メサラジン としての総投与量が増加することを考慮し、特に肝又は腎機 能の低下している患 完全なドキュメントを読む