国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アズトレオナム
エーザイ株式会社
Aztreonam
注射剤
注射剤
細胞壁合成阻害により殺菌作用を示し、細菌(バクテリア)が引き起こす感染症の治療に使う抗生物質です。
通常、敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、子宮頸管炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆肝炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎の治療に用いられます。
英語の製品名 Azactam Injection 0.5g; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2018 年 05 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アザクタム注射用 0.5G 主成分: アズトレオナム (Aztreonam) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 細胞壁合成阻害により殺菌作用を示し、細菌(バクテリア)が引き起こす感染症の治療に使う抗生物質で す。 通常、敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性 症)、尿道炎、子宮頸管炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆肝炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮 付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎の治療に用い られます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親や兄弟が 喘息、発疹や蕁麻疹などのアレルギー症状をおこしやすい体質である。腎臓疾患、十分な食事を摂取し ていない。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・成人:通常、 1 日 2 回から 4 回、静脈内、筋肉内に注射、あるいは点滴で静 完全なドキュメントを読む
−1− 2. 禁忌 (次の患者には投与しないこと) 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者[8.1、 11.1.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 アザクタム注射用0.5g アザクタム注射用1g 有効成分 アズトレオナム 0.5g(力価) (1バイアル中の分量) アズトレオナム 1g(力価) (1バイアル中の分量) 添加剤 L‑アルギニン 0.405g (1バイアル中の分量) L‑アルギニン 0.81g (1バイアル中の分量) 3.2 製剤の性状 販売名 アザクタム注射用0.5g アザクタム注射用1g 性状 白色〜黄白色の塊又は粉末で、用時溶解して用いる注射剤 (凍結乾燥品) pH 4.5〜7.0 [1g(力価)/10mL日本薬局方注射用水] 浸透圧比 約1.6[1g(力価)/10mL日本薬局方注射用水] (生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 本剤に感性の淋菌、髄膜炎菌、大腸菌、シトロバクター属、 クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテ ウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、イン フルエンザ菌、緑膿菌 〈適応症〉 敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、 腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、子宮頸管炎、 腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆囊炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子 宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、 角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎 5. 効能又は効果に関連する注意 〈中耳炎、副鼻腔炎〉 「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必 要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に 投与すること 1) 。 6. 用法及び用量 通常、成人には、1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内注射、 点滴静注又は筋肉内注 完全なドキュメントを読む