国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
日本新薬株式会社
Sodium gualenate hydrate
濃青色の液剤
外用剤
口やのどの粘膜の炎症組織に直接作用して炎症を抑え創傷治癒を早めます。
通常、のどの炎症、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口の中の傷の治療に用いられます。
英語の製品名 Azunol Gargle liquid 4%; シート記載: アズノールうがい液4%
くすりのしおり 外用剤 2023 年 04 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アズノールうがい液 4% 主成分: アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 (Sodium gualenate hydrate) 剤形: 濃青色の液剤 シート記載など: アズノールうがい液 4% この薬の作用と効果について 口やのどの粘膜の炎症組織に直接作用して炎症を抑え創傷治癒を早めます。 通常、のどの炎症、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口の中の傷の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 回押し切り分、または 5 ~ 7 滴(主成分として 4 ~ 6mg )を、適量(約 100mL )の水またはぬ るま湯に溶かし、 1 日数回うがいしますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された使用 方法に従ってください。 ・抜歯後などの傷の場合、血が固まっていない時期には激しいうがいを避けてください。 ・うがいを忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早くうがいをしてください。 2 回分を一度に使 完全なドキュメントを読む
−1− 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 アズノールうがい液4% 有効成分 1mL中 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 40mg 添加剤 グリセリン、エタノール、ポリソルベート80、エ デト酸ナトリウム水和物、リン酸水素ナトリウ ム水和物、無水リン酸二水素ナトリウム、‑メン トール、ハッカ油 3.2 製剤の性状 販売名 アズノールうがい液4% pH 6.5〜8.5 性状 濃青色の液で、芳香がある。 4. 効能又は効果 咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷 6. 用法及び用量 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物として、1回4〜6mg(1回押 し切り分、又は5〜7滴)を、適量(約100mL)の水又は微温湯に溶 解し、1日数回含嗽する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 11. 副作用 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異 常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 11.2 その他の副作用 頻度不明 口腔 口中のあれ、口腔・咽頭の刺激感 14. 適用上の注意 14.1 薬剤使用時の注意 抜歯後等の口腔創傷の場合、血餅の形成が阻害されると思われる 時期には、激しい洗口を避けさせること。 18. 薬効薬理 18.1 作用機序 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物の抗炎症作用は、白血球遊走阻 止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用等によるものであ る。下垂体−副腎系を介さず、また、PGE 2 生合成阻害作用を示さな い。このことから、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は炎症組織 に対する直接的な局所作用を発揮すると考えられている 1)、2) 。 18.2 創傷治癒促進作用 口腔内粘膜に酢酸を注入し惹起させた実験的口内炎に対し、アズレン スルホン酸ナトリウム水和物は40 完全なドキュメントを読む