アデホス-Lコーワ注20mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物

から入手可能:

興和株式会社

INN（国際名）:

Adenosine triphosphate disodium hydrate

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

血管拡張作用により血流を増加させ、生体内の代謝を賦活し臓器の機能を改善します。
通常、頭部外傷後遺症に伴う諸症状の改善、心不全、筋ジストロフィー症およびその類縁疾患、急性灰白髄炎、脳性小児麻痺（弛緩型）、進行性脊髄性筋萎縮症およびその類縁疾患、調節性眼精疲労における調節機能の安定化、耳鳴・難聴、消化管機能低下のみられる慢性胃炎、慢性肝疾患における肝機能の改善に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ADETPHOS-L KOWA INJECTION 20mg; シート記載:

情報リーフレット

くすりのしおり
注射剤
2020
年
11
月作成
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:アデホス-L コーワ注 20MG
主成分:
アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物
(Adenosine triphosphate
disodium hydrate)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
血管拡張作用により血流を増加させ、生体内の代謝を賦活し臓器の機能を改善します。
通常、頭部外傷後遺症に伴う諸症状の改善、心不全、筋ジストロフィー症およびその類縁疾患、急性灰白
髄炎、脳性小児麻痺（弛緩型）、進行性脊髄性筋萎縮症およびその類縁疾患、調節性眼精疲労における調
節機能の安定化、耳鳴・難聴、消化管機能低下のみられる慢性胃炎、慢性肝疾患における肝機能の改善に
用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。脳出血直後である。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者記入
))
・通常、
1
日
1
～
2
回、静脈内または点滴で静脈内に注射します。
・効果を見ながら使用期間を決めていきます。
生活上の注意
この薬を使ったあと気をつけていただ�

製品の特徴

－1－
日本標準商品分類番号
873992
2021年2月改訂（第1版）
貯　　法：冷所保存
有効期間：3年
承認番号
販売開始
注10mg
21700AMZ00059
1963年1月
注20mg
21700AMZ00058
1963年1月
注40mg
21700AMZ00057
1965年11月
2. 禁忌（次の患者には投与しないこと）
脳出血直後の患者［脳血管拡張により、再出血するおそれが
ある。］
3. 組成・性状
3.1 組成
販 売 名
アデホス-L
コーワ
注10mg
アデホス-L
コーワ
注20mg
アデホス-L
コーワ
注40mg
有効成分
1アンプル（2mL）中
アデノシン三リン酸
二ナトリウム水和物

10.0mg
1アンプル（2mL）中
アデノシン三リン酸
二ナトリウム水和物

20.0mg
1アンプル（2mL）中
アデノシン三リン酸
二ナトリウム水和物

40.0mg
添 加 剤
1アンプル（2mL）中
L-アルギニン

10.0mg
ベンジルアルコール

20.0mg
1アンプル（2mL）中
L-アルギニン

20.0mg
ベンジルアルコール

30.0mg
1アンプル（2mL）中
L-アルギニン

60.0mg
ベンジルアルコール

30.0mg
塩酸
3.2 製剤の性状
販 売 名
アデホス-L
コーワ
注10mg
アデホス-L
コーワ
注20mg
アデホス-L
コーワ
注40mg
性
状
無色澄明の液（水性注射剤）である。
pH
8.5～9.5
浸透圧比
約0.5
約0.7
約1
4. 効能又は効果
○下記疾患に伴う諸症状の改善
頭部外傷後遺症
○心不全
○筋ジストロフィー症及びその類縁疾患
○急性灰白髄炎
○脳性小児麻痺（弛緩型）
○進行性脊髄性筋萎縮症及びその類似疾患
○調節性眼精疲労における調節機能の安定化
○耳鳴・難聴
○消化管機能低下のみられる慢性胃炎
○慢性肝疾患における肝機能の改善
6. 用法及び用量
〈静脈内注射〉
アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として、通常1回5～
40mgを1日1～2回、等張ないし高張ブドウ糖注射液に溶解して、
徐々に静脈内注�