国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
レミマゾラムベシル酸塩
ムンディファーマ株式会社
Remimazolam besilate
注射剤
注射剤
脳の興奮状態をしずめることにより、手術中に気持ちや身体を鎮静させる働きがあります。
通常、全身麻酔の導入および維持に用いられます。
英語の製品名 Anerem 50 mg for I.V. Injection; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 07 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アネレム静注用 50MG 主成分: レミマゾラムベシル酸塩 (Remimazolam besilate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 脳の興奮状態をしずめることにより、手術中に気持ちや身体を鎮静させる働きがあります。 通常、全身麻酔の導入および維持に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性閉塞隅角緑内障、重 症筋無力症がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は静脈内に注射します。 ・使用回数などは、あなたの症状などにあわせて決めます。 生活上の注意 ・この注射の影響が全くなくなるまでは、自動車の運転など危険を伴う作業は行わないでください。 ・アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、紅斑、頭痛、吐き気、嘔吐、寒気などが報告されています。このような症状に気づい 完全なドキュメントを読む
5168-0516- 表 武州製薬 アネレム静注用50mg 添付文書 2 情処管理コード 5168̲0516 msv R02.04.15 佐藤 P BK DIC156 - 1 - - 4 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上 昇し、症状を悪化させることがある。] 2.3 重症筋無力症の患者[筋弛緩作用により症状を悪化させる ことがある。] 2.4 ショックの患者、昏睡の患者、バイタルサインの抑制がみ られる急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制、低血圧を増 強させることがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 3.2 製剤の性状 注)本剤 1 バイアルに生理食塩液 10 mL を加えて溶解した場合。 4. 効能又は効果 全身麻酔の導入及び維持 6. 用法及び用量 <導入> 通常、成人には、レミマゾラムとして 12 mg/kg/ 時の速 度で、患者の全身状態を観察しながら、意識消失が得られ るまで静脈内へ持続注入する。なお、患者の年齢、状態に 応じて投与速度を適宜減速すること。 <維持> 通常、成人には、レミマゾラムとして 1 mg/kg/ 時の速度 で静脈内への持続注入を開始し、適切な麻酔深度が維持で きるよう患者の全身状態を観察しながら、投与速度を適宜 調節するが、上限は 2 mg/kg/ 時とする。なお、患者の年齢、 状態に応じて投与開始速度を適宜減速すること。 覚醒徴候が認められた場合は、最大 0.2 mg/kg を静脈内投 与してもよい。 7. 用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤に対する反応は個人差があるため、患者の年齢、感受 性、全身状態、併用薬等を考慮して、過度の麻酔を避ける べく投与速度等を調節すること。[8.1 参照] 7.2 本剤を使用する場合は、鎮痛剤、筋弛緩剤等と適宜併 完全なドキュメントを読む