国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ロミデプシン
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
Romidepsin
注射剤
注射剤
ヒストン脱アセチル化酵素を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑制します。
通常、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫の治療に用いられます。
英語の製品名 Istodax Injection 10mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2021 年 07 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:イストダックス点滴静注用 10MG 主成分: ロミデプシン (Romidepsin) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について ヒストン脱アセチル化酵素を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑制します。 通常、再発または難治性の末梢性 T 細胞リンパ腫の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制がある、感染症 にかかっている、 QT 間隔が延長するおそれがある、または過去に QT 間隔が延長したことがある、肝 臓に障害がある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は、 1 、 8 、 15 日目に 4 時間かけて静脈内に点滴注射し、 16 ~ 28 日目は休薬します。この 28 日間を 1 サイクルとし繰り返します。 ・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。 生活上の注意 ・妊娠する可能性のある女性やパートナーが妊娠する可能性のある男性は、この薬を使用している 完全なドキュメントを読む
**2022年 7月改訂(第2版) *2021年 7月改訂 貯 法:室温保存 有効期間:3年 注)注意−医師等の処方箋により使用すること 日本標準商品分類番号 8 7 4 2 9 1 承認番号 22900AMX00586000 販売開始 2018年4月 劇薬、処方箋医薬品 注) 抗悪性腫瘍剤 ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤 ロミデプシン注射用 Istodax ® Injection ( 1 ) 1. 警告 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設にお いて、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経 験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断され る患者のみに行うこと。また、治療開始に先立ち、患 者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、 同意を得てから投与を開始すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 イストダックス点滴静注用10mg 成分 1バイアル中の分量 有効成分 ロミデプシン 11mg a 添加剤 ポビドン 22mg pH調整剤 適量 a: イストダックス点滴静注用10mgは、調製時の損失を考慮に 入れ過量充塡されており、専用溶解用液2.2mLで溶解した ときに5mg/mLとなる 専用溶解用液 b 成分 1バイアル中の分量 プロピレングリコール 1.97g 無水エタノール 0.37g b: 専用溶解用液は、調製時の損失を考慮に入れ過量充塡され ており、充塡量は2.4mLである 3.2 製剤の性状 性状 白色の固体、塊又は粉末 pH a 5.2〜5.4 浸透圧比 a、b 1.3〜1.7 a:専用溶解用液で溶解後、生理食塩液500mLで希釈したとき b:生理食塩液に対する比 4. 効能又は効果 再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 本剤投与の適応となる 完全なドキュメントを読む