イヌリード注

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
27-08-2021

有効成分:

イヌリン

から入手可能:

株式会社富士薬品

INN(国際名):

Inulin

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

体内で代謝されず、腎臓から尿中に排泄されます。
通常、糸球体ろ過量の測定による腎機能検査に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 Inulead Injection; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
注射剤
2021
年
08
月作成
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:イヌリード注
主成分:
イヌリン
(Inulin)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
体内で代謝されず、腎臓から尿中に排泄されます。
通常、糸球体ろ過量の測定による腎機能検査に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。無尿、乏尿、心臓や循環
器系の病気がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、検査時に
1
回、
120
分間点滴で静脈内に注射します。
・
18
歳以下の場合は、体格から計算した速度で
150
分間(最大
180
分間)、点滴で静脈注射することも
あります。
・検査結果に影響することがあるので、検査当日は水以外の飲食を控えてください。
生活上の注意
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、頭痛、水様便、皮疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の
医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわ
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                2021年8月改訂(第1版、用法及び用量変更)
*
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
処方箋医薬品
注)
承 認 番 号
販 売 開 始
21700AMZ00748000
2006年8月
日本標準商品分類番号
877225
貯  法:室温保存
有効期間:3年
腎機能検査用薬
イヌリン注射液
INULEAD Injection
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
2.2 無尿や乏尿のある患者[8.1、8.2、9.2.1参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名
イヌリード注
有効成分
1バイアル(40mL)中イヌリン4g
添加剤
リン酸水素ナトリウム水和物、塩化ナトリウム、
リン酸二水素カリウム、水酸化ナトリウム
3.2 製剤の性状
性状
放置するとき、白色の沈殿物と無色〜微黄色の上
澄液に分離する。加熱溶解した場合、溶解液は無
色〜微黄色澄明の液となる。
pH
注)
6.5〜7.0
浸透圧比
注)
(生理食塩液に対する比)
0.9〜1.1
注)加熱溶解し、室温放冷したとき
4. 効能又は効果
糸球体ろ過量の測定による腎機能検査
6. 用法及び用量
本剤1バイアルを加熱溶解後、日局生理食塩液360mLに希釈
し、A法で投与するが、18歳以下においては、患者の状態、
体格を考慮し、B法を用いることもできる。
A法:‌‌初回量として、150mLを1時間に300mLの速度で30分
間、次いで維持量として150mLを1時間に100mLの速
度で90分間点滴静注する。
B法:‌‌初回量として、1時間に体重1kgあたり8mL(最大1時
間に300mL)の速度で30分間、次いで維持量として、
1時間に以下の計算式を用いて算出した投与量(最大
1時間に100mL)の速度で120分間点滴静注する。な
お、120分間の維持量投与中に排尿が認められなかっ
た場合は、維持量の投与時間を150分間まで延長でき
る。‌
                                
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