製品の特徴
2021年8月改訂(第1版、用法及び用量変更)
*
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
処方箋医薬品
注)
承 認 番 号
販 売 開 始
21700AMZ00748000
2006年8月
日本標準商品分類番号
877225
貯 法:室温保存
有効期間:3年
腎機能検査用薬
イヌリン注射液
INULEAD Injection
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
2.2 無尿や乏尿のある患者[8.1、8.2、9.2.1参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名
イヌリード注
有効成分
1バイアル(40mL)中イヌリン4g
添加剤
リン酸水素ナトリウム水和物、塩化ナトリウム、
リン酸二水素カリウム、水酸化ナトリウム
3.2 製剤の性状
性状
放置するとき、白色の沈殿物と無色〜微黄色の上
澄液に分離する。加熱溶解した場合、溶解液は無
色〜微黄色澄明の液となる。
pH
注)
6.5〜7.0
浸透圧比
注)
(生理食塩液に対する比)
0.9〜1.1
注)加熱溶解し、室温放冷したとき
4. 効能又は効果
糸球体ろ過量の測定による腎機能検査
6. 用法及び用量
本剤1バイアルを加熱溶解後、日局生理食塩液360mLに希釈
し、A法で投与するが、18歳以下においては、患者の状態、
体格を考慮し、B法を用いることもできる。
A法:初回量として、150mLを1時間に300mLの速度で30分
間、次いで維持量として150mLを1時間に100mLの速
度で90分間点滴静注する。
B法:初回量として、1時間に体重1kgあたり8mL(最大1時
間に300mL)の速度で30分間、次いで維持量として、
1時間に以下の計算式を用いて算出した投与量(最大
1時間に100mL)の速度で120分間点滴静注する。な
お、120分間の維持量投与中に排尿が認められなかっ
た場合は、維持量の投与時間を150分間まで延長でき
る。
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