国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
不活化ポリオワクチン
サノフィ株式会社
Inactivated poliomyelitis vaccine
注射剤
注射剤
このワクチンの接種によりポリオウイルス1型、2型および3型に対する抗体ができ、急性灰白髄炎(ポリオ)にかかりにくくなります。
通常、急性灰白髄炎の予防に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:イモバックスポリオ皮下注 主成分: 不活化ポリオワクチン (Inactivated poliomyelitis vaccine) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について このワクチンの接種によりポリオウイルス 1 型、 2 型および 3 型に対する抗体ができ、急性灰白髄炎(ポ リオ)にかかりにくくなります。 通常、急性灰白髄炎の予防に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。明らかな発熱、急性疾患 がある。予防接種を行うことが不適当な状態にある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・初回免疫として、通常、 3 週間以上の間隔で 3 回皮下に注射します。追加免疫として、通常、初回免疫 後 6 か月以上の間隔をおいて 1 回皮下に注射します。 ・個人によって接種スケジュールが異なる場合があります。 生活上の注意 ・接種当日は激しい運動をさけ、接種部位を清潔に保ってください。 ・接種後は、健康状態によく気をつけてください。接種部 完全なドキュメントを読む
1 2.接種不適当者 (予防接種を受けることが適当でない者) 被接種者が次のいずれかに該当すると認められた場合には、 接種を行ってはならない。 2.1 明らかな発熱を呈している者 2.2 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者 2.3 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあ ることが明らかな者 2.4 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な 状態にある者 3.製法の概要及び組成・性状 3.1 製法の概要 本剤は、 3 種類の血清型のポリオウイルス( 1 型:Mahoney株、 2 型:MEF-1株及び 3 型:Saukett株)を型別にVero細胞(サ ル腎細胞由来)で培養増殖させ、得られたウイルス浮遊液を 濃縮、精製した後に不活化し、各型の不活化単価ワクチン原 液をM-199ハンクス培地と混合し、希釈した 3 価の不活化ポリ オワクチンである。希釈剤としてM-199ハンクス、保存剤とし てフェノキシエタノールとホルムアルデヒドを含む。本剤は 製造工程で、ウシの血液成分(血清)及びヒツジの毛由来成 分(コレステロール)を含む培地及びブタ膵臓由来成分(ト リプシン)を使用している。 3.2 組成 本剤は、 1 シリンジ中に下記の成分を含有する。 成 分 1 シリンジ(0.5mL)中の分量 有効成分 不活化ポリオウイルス 1 型 40DU 注1) 不活化ポリオウイルス 2 型 8DU 注1) 不活化ポリオウイルス 3 型 32DU 注1) 添 加 剤 フェノキシエタノール 2.5μL 無水エタノール 2.5μL ホルマリン 12.5μg 注2) M-199ハンクス 0.40mL以下 注3) ポリソルベート80 21μg以下 注4) pH調節剤 適量 注1)DU:D抗原単位 注2)ホルムアルデヒド換算量 注3) 本剤はM-199ハンクスを用いて0.5mLに合わせる。0.40mLはM-199ハ ンクス溶液として理論 完全なドキュメントを読む