国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
インフリキシマブ
ファイザー株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
各種疾患の免疫異常の原因とされているTNFα(ティー・エヌ・エフ・アルファ)の働きを抑えることにより、炎症をしずめ、症状を改善します。
通常、関節リウマチ、ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎、乾癬、強直性脊椎炎、クローン病、潰瘍性大腸炎に用いられます。ただし、病気を完治させるものではありません。
英語の製品名 Infliximab BS for I.V. Infusion 100mg "Pfizer"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2024 年 04 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : インフリキシマブ BS 点滴静注用 100MG 「ファイザー」 主成分 : インフリキシマブ(遺伝子組換え) [ インフリキシマブ後続 3] (Infliximab(genetical recombination)[infliximab biosimilar3]) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 各種疾患の免疫異常の原因とされている TNFα (ティー・エヌ・エフ・アルファ)の働きを抑えることに より、炎症をしずめ、症状を改善します。 通常、関節リウマチ、ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎、乾癬、強直性脊椎炎、クローン病、 潰瘍性大腸炎に用いられます。ただし、病気を完治させるものではありません。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症(敗血症など)に かかっている。現在または過去に結核にかかったことがある。本人または家族が脱髄疾患(多発性硬化 症など)またはその既往歴がある。うっ血性心不全がある。 B 型肝炎ウイルスキャリアまたはその既往 歴、間質性肺炎の既往歴、血液疾患またはその既往歴がある。この薬を使用したことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この 完全なドキュメントを読む
010 1 **2022年11月改訂(第4版) *2022 年 9 月改訂 日本標準商品分類番号 87239 貯 法:凍結を避け、 2~8℃に保存 有効期間:60箇月 抗ヒト TNFαモノクローナル抗体製剤 インフリキシマブ(遺伝子組換え)[インフリキシマブ後続 3]製剤 生物由来製品、 劇薬、 処方箋医薬品 注) 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 承認番号 23000AMX00482 販売開始 2018年12月 1. 警告 〈効能共通〉 1.1 本剤投与により、結核、敗血症を含む重篤な感染症及び脱髄疾 患の悪化等があらわれることがあり、本剤との関連性は明らかで はないが、悪性腫瘍の発現も報告されている。本剤が疾病を完治 させる薬剤でないことも含め、これらの情報を患者に十分説明 し、患者が理解したことを確認した上で、治療上の有益性が危険 性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。また、本剤 の投与において、重篤な副作用により、致命的な経過をたどるこ とがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び医師のも とで投与し、本剤投与後に副作用が発現した場合には、主治医に 連絡するよう患者に注意を与えること。[1.2.1、1.2.2、1.4、2.1、 2.2、2.4、8.2、8.7、9.1.1、9.1.2、9.1.4、11.1.1、11.1.2、 11.1.4、15.1.4参照] 1.2 感染症 1.2.1 重篤な感染症 敗血症、真菌感染症を含む日和見感染症等の致死的な感染症があ らわれることがあるため、十分な観察を行うなど感染症の発症に 注意すること。[1.1、2.1、9.1.1、11.1.1参照] 1.2.2 結核 播種性結核(粟粒結核)及び肺外結核(髄膜、胸膜、リンパ節等) を含む結核が発症し、死亡例も認められている。結核の既感染者 では症状の顕在化及び悪化のおそれがあるため、本剤投与に先立 って結 完全なドキュメントを読む