国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イセパマイシン硫酸塩
旭化成ファーマ株式会社
Isepamicin sulfate
注射剤
注射剤
アミノグリコシド系の抗生物質です。細菌の蛋白合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、敗血症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎の治療に用いられます。
英語の製品名 Exacin Injection 200; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2017 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エクサシン注射液 200 主成分: イセパマイシン硫酸塩 (Isepamicin sulfate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について アミノグリコシド系の抗生物質です。細菌の蛋白合成を阻害することにより抗菌作用を示します。 通常、敗血症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎 盂腎炎、腹膜炎の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または血縁者が難聴 である。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 1 ~ 2 回、筋肉内にまたは点滴で静脈内に注射します。点滴の場合、 1 日 1 回ならば 1 時間かけて、 1 日 2 回ならば 30 分~ 1 時間かけて注射します。 ・筋肉内に注射したとき、硬結(しこり)を来すことがありますので、注射直後は注射部位を揉んでくだ さい。 ・症状を見ながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 ・新生児に第 8 脳神 完全なドキュメントを読む
-1- 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分並びに他のアミノグリコシド系抗生物質及びバシ トラシンに対し過敏症の既往歴のある患者[8.2参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 エクサシン注射液200 エクサシン注射液400 有 効 成 分 1アンプル2mL中 日局 イセパマイシン硫酸塩 200mg(力価) 1アンプル2mL中 日局 イセパマイシン硫酸塩 400mg(力価) 添 加 剤 1アンプル2mL中 亜硫酸水素ナトリウム 2mg、等張化剤、pH調 節剤 1アンプル2mL中 亜硫酸水素ナトリウム 2mg、pH調節剤 3.2 製剤の性状 販 売 名 エクサシン注射液200 エクサシン注射液400 剤 形 注射剤 pH 5.5~7.5 浸 透 圧 比 約1 (生理食塩液に対する比) 約2 (生理食塩液に対する比) 性 状 無色澄明な液 4. 効能・効果 〈適応菌種〉 イセパマイシンに感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシ エラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モ ルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌 〈適応症〉 敗血症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎、慢性呼吸 器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎 6. 用法・用量 通常、成人ではイセパマイシン硫酸塩として1日400mg(力価) を1~2回に分け筋肉内注射又は点滴静注する。 点滴静注においては以下のとおりとする。 1日1回投与の場合:1時間かけて注入する。 1日2回投与の場合:30分~1時間かけて注入する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 7. 用法・用量に関連する注意 腎機能障害患者では、腎機能障害度に応じて、投与量及び投与間 隔を調節すべきである。[8.3、8.4、9.2、11.1.2、11.1.3、16.6.1参照] 7.1 初回量、維持量ともに調節する方法 クレアチニンクリアランス( 完全なドキュメントを読む