エムパベリ皮下注1080mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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03-04-2024

有効成分:

ペグセタコプラン

から入手可能:

Swedish Orphan Biovitrum Japan株式会社

INN(国際名):

Pegcetacoplan

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

自己注射剤

適応症:

免疫機能を担う補体C3およびC3bを阻害することで、補体による赤血球への攻撃を抑制し、血管内溶血とともに血管外溶血も防ぎます。
通常、発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 EMPAVELI for Subcutaneous Injection 1080 mg; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
自己注射剤
2023
年
09
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:エムパベリ皮下注 1080MG
主成分:
ペグセタコプラン
(Pegcetacoplan)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
免疫機能を担う補体
C3
および
C3b
を阻害することで、補体による赤血球への攻撃を抑制し、血管内溶血
とともに血管外溶血も防ぎます。
通常、発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。髄膜炎菌感染症や、肺炎
球菌、インフルエンザ菌などの莢膜形成細菌による感染症がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、成人は
1
回
1
バイアル(主成分として
1080mg
)を
1
週間に
2
回、皮下に注射します。なお、
十分な効果が得られない場合には、
1
回
1
バイアル(
1080mg
)を
3
日に
1
回の間隔で皮下に注射する
こともあります。必ず指示された方法に従ってください。
・感染からの予防のため、原則、この薬の最初の使用の少なくとも
2
週間前までに、髄膜炎菌ワ
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                1
1. 警告
1.1
本剤は補体経路を阻害するため、髄膜炎菌、肺炎球菌、イン
フルエンザ菌等の莢膜形成細菌による重篤な感染症を発症する
ことがあり、特に髄膜炎菌感染症は急激に重症化し、死亡に
至るおそれもあるため、以下の点に十分注意すること。[5.2、
11.1.1、11.1.2参照]
1.1.1
本剤の投与に際しては、髄膜炎菌等による感染症の初期徴
候(発熱、頭痛、項部硬直等)に注意して観察を十分に行い、
髄膜炎菌等の感染症が疑われた場合には、直ちに診察し、抗菌
剤の投与等の適切な処置を行うこと。
1.1.2
髄膜炎菌、肺炎球菌及びインフルエンザ菌B型に対するワ
クチンの接種歴を確認し、未接種又は追加接種が必要な場合は、
原則、本剤投与前にワクチンを接種すること。必要に応じて、
本剤投与中のワクチンの追加接種を考慮すること。
1.1.3
髄膜炎菌感染症は致命的な経過をたどることがあるので、
緊急時に十分に措置できる医療施設及び医師のもとで、あるい
は髄膜炎菌感染症の診断及び治療が可能な医療施設との連携下
で投与すること。
1.1.4
髄膜炎菌等の感染症のリスクについて患者に説明し、感染
症の初期徴候を確実に理解させ、感染症に関連する症状が発現
した場合には、主治医に連絡するよう患者に注意を与えること。
1.2
発作性夜間ヘモグロビン尿症に十分な知識を持つ医師のもと
で、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ
投与すること。また、本剤投与開始に先立ち、本剤は疾病を完
治させる薬剤ではないことを含め、本剤の有効性及び危険性を
患者又はその家族に十分説明し、同意を得てから投与すること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1
髄膜炎菌
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

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