国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
オキサトミド
ヴィアトリス製薬株式会社
Oxatomide
白色のシロップ剤
内服剤
アレルギー症状の原因となる物質(ヒスタミンなど)の体内での産生や放出を抑え、また、このような物質のはたらきを妨げることによりアレルギー症状を消失もしくは和らげます。
通常、小児の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、痒疹の治療に用いられます。しかし、既に起こっている喘息発作を速やかに軽減する薬ではありません。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2023 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:オキサトミドシロップ小児用 0.2%「VTRS」 主成分: オキサトミド (Oxatomide) 剤形: 白色のシロップ剤 シート記載など: この薬の作用と効果について アレルギー症状の原因となる物質(ヒスタミンなど)の体内での産生や放出を抑え、また、このような物 質のはたらきを妨げることによりアレルギー症状を消失もしくは和らげます。 通常、小児の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、痒疹の治療に用いられます。しかし、既に起こっ ている喘息発作を速やかに軽減する薬ではありません。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害または既往歴があ る。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、小児は 1 回体重あたり 0.25mL/kg (主成分として 0.5mg/kg )を、 1 日 2 回朝と就寝前に服用 します。年齢・症状により適宜増減されますが、 1 回の最高用量は 0.375mL/kg ( 0.75mg/kg )が限 度とされています。必ず指示された服 完全なドキュメントを読む
1 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 オキサトミドシロップ小児用0.2%「VTRS」 有 効 成 分 1mL中 オキサトミド 2.0mg 添 加 剤 D-ソルビトール、結晶セルロース、カルメロースナトリウム、ポビドン、 ポリソルベート80、ソルビタンセスキオレイン酸エステル、安息香酸ナト リウム、亜硫酸水素ナトリウム、ジメチルポリシロキサン(内服用)、香料、 pH調節剤 3.2 製剤の性状 性状 白色の水性懸濁液 pH 3.0~5.0 4. 効能又は効果 小児 ○気管支喘息 ○アトピー性皮膚炎 ○蕁麻疹 ○痒疹 6. 用法及び用量 通常、小児には1回オキサトミドとして0.5mg/kg(シロップとして 0.25mL/kg)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。なお、年齢、 症状により適宜増減する。ただし、1回最高用量はオキサトミドと して0.75mg/kg(シロップとして0.375mL/kg)を限度とする。 8. 重要な基本的注意 〈効能共通〉 8.1 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転 等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。 8.2 本剤により、末梢血中好酸球が増加することがあるので、このよ うな場合には経過観察を十分に行うこと。 〈気管支喘息〉 8.3 本剤は気管支拡張剤並びに全身性ステロイド剤と異なり、既に起 こっている喘息発作を速やかに軽減する薬剤ではないので、このこ とは患者に十分注意しておく必要がある。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 長期ステロイド療法を受けている患者 本剤投与によりステロイド減量を図る場合 完全なドキュメントを読む