国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
日局ケトプロフェン
キッセイ薬品工業株式会社
Ketoprofen
注射剤
注射剤
痛みや炎症に関与している物質(主にプロスタグランジン)の合成を妨げ、痛みや炎症を抑えます。
通常、術後、外傷、各種癌、痛風発作、症候性神経痛などの鎮痛・炎症に用いられます。また、緊急の解熱時に用いられます。
英語の製品名 CAPISTEN Intramuscular Injection 50mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 07 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:カピステン筋注 50MG 主成分: 日局ケトプロフェン (Ketoprofen) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 痛みや炎症に関与している物質(主にプロスタグランジン)の合成を妨げ、痛みや炎症を抑えます。 通常、術後、外傷、各種癌、痛風発作、症候性神経痛などの鎮痛・炎症に用いられます。また、緊急の解 熱時に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液に異常 がある、肝障害、腎障害、心機能に異常がある、アスピリン喘息またはその既往歴がある、出血傾向が ある、気管支喘息、潰瘍性大腸炎、クローン病がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・鎮痛・消炎:通常、成人は 1 回、殿部筋肉内に注射します。症状の改善が認められない場合には、 1 日 1 ~ 2 回反復注射します。 解熱:通常、成人は 1 日 1 ~ 2 回殿部筋肉内に注射します。 ・効果をみながら使用期間を決めていきます。 完全なドキュメントを読む
2021年2月改訂(第1版) * 日本標準商品分類番号 871149 承認番号 21800AMX10447000 販売開始 1989年1月 貯 法:室温保存 有効期間:3年 注射用鎮痛・解熱・抗炎症剤 ケトプロフェン注射液 注)注意-医師等の処方箋により使用すること。 劇薬 処方箋医薬品 注) 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用 により、消化性潰瘍を悪化させることがある。] 2.1 重篤な血液の異常のある患者[血液の異常を悪化させるおそ れがある。] 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1参照] 2.3 重篤な腎障害のある患者[9.2.1参照] 2.4 重篤な心機能不全のある患者[腎のプロスタグランジン生合 成抑制作用により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の 仕事量が増加するため症状を悪化させることがある。] 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.6 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発 作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息発作を 誘発することがある。] 2.7 シプロフロキサシンを投与中の患者[10.1参照] 2.8 妊娠後期の女性[9.5.1参照] 2.9 3.組成・性状 3.1 組成 有効成分 1アンプル中 日局ケトプロフェン 50mg 添加剤 1アンプル中 L-アルギニン36mg、ベ ンジルアルコール25mg、pH調整剤 容量 2.5mL 3.2 製剤の性状 剤形 水性注射剤 色調 無色澄明 pH 5.5~7.5 浸透圧比 0.6~0.8 (0.9%生理食塩液に対する比) 4.効能又は効果 下記の疾患ならびに状態における鎮痛・消炎 ○ 術後、外傷、各種癌、痛風発作、症候性神経痛 緊急に解熱を必要とする場合 ○ 6.用法及び用量 〈鎮痛・消炎の目的に用いる場合〉 通常、成人にはケトプロフェンとして 完全なドキュメントを読む