国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
カルムスチン
エーザイ株式会社
Carmustine
微黄白色〜微黄色の円盤状の脳内留置用徐放製剤、直径約14.0mm、厚さ約1.3mm
外用剤
DNAをアルキル化し、核酸合成を阻害することで、がん細胞の増殖をおさえます。
通常、悪性神経膠腫に対して手術時に使用されます。
英語の製品名 Gliadel 7.7mg Implant; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2012 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ギリアデル脳内留置用剤 7.7MG 主成分: カルムスチン (Carmustine) 剤形: 微黄白色~微黄色の円盤状の脳内留置用徐放製剤、直径約 14.0mm 、厚さ約 1.3mm シート記載など: この薬の作用と効果について DNA をアルキル化し、核酸合成を阻害することで、がん細胞の増殖をおさえます。 通常、悪性神経膠腫に対して手術時に使用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は手術により患部を切除した後、切除面を覆うように脳内に直接使用します。 ・症状や患部の状態などにあわせて、使用量、使用方法などは医師が決め、手術時に使用します。 生活上の注意 ・この薬を使用した場合、本人およびそのパートナーの方は一定期間は妊娠しないようにしてください。 避妊法および避妊期間については医師の指導をうけてください。 この薬を使ったあと気をつけていただくこと 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2023年 3 月改訂(第 1 版) 日本標準商品分類番号 874219 承認番号 22400AMX01402000 販売開始 2013年 1 月 貯 法:遮光して、-15℃以下で保存 有効期間:4年 1. 警告 本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医療施 設において、悪性脳腫瘍の外科手術及び薬物療法に十分な 知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の留置が適切と判断 される症例についてのみ実施すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ギリアデル脳内留置用剤7.7mg 有効成分 1枚中 カルムスチンとして7.7mg 添加剤 ポリフェプロサン20 192.3mg 3.2 製剤の性状 販売名 ギリアデル脳内留置用剤7.7mg 剤形 円盤状の脳内留置用徐放性製剤 大きさ 直径:約14.0mm 厚さ:約1.3mm 色 微黄白色~微黄色 4. 効能又は効果 悪性神経膠腫 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 本剤は、術中迅速病理組織診断等により組織型を確認の上、 留置すること。 5.2 本剤からのカルムスチンの浸透範囲、臨床試験に組み入れ られた患者の腫瘍切除率及び組織型等について、「16.薬物動 態」及び「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性 及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。 [16.1、16.2、17.1.1参照] 6. 用法及び用量 通常、成人には、腫瘍切除腔の大きさや形状に応じて、本剤8 枚(カルムスチンとして61.6mg)又は適宜減じた枚数を脳腫 瘍切除術時の切除面を被覆するように留置する。 7. 用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤は、切除腔の大きさ・形状により、わずか 完全なドキュメントを読む