国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
エノキサパリンナトリウム
サノフィ株式会社
Enoxaparin sodium
注射剤
注射剤
血液凝固第Xa因子および第IIa因子を阻害することで血液凝固を抑制します。
通常、下肢整形外科手術、腹部手術施行患者の静脈血栓塞栓症の発症抑制に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 01 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:クレキサン皮下注キット 2000IU 主成分: エノキサパリンナトリウム (Enoxaparin sodium) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液凝固第 Xa 因子および第 IIa 因子を阻害することで血液凝固を抑制します。 通常、下肢整形外科手術、腹部手術施行患者の静脈血栓塞栓症の発症抑制に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(頭蓋内出 血、後腹膜出血など)。急性細菌性心内膜炎がある。腎障害がある。ヘパリン誘発性血小板減少症を起 こしたことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 12 時間毎に 1 日 2 回腹部に皮下注射します。 ・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、血腫・出血、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医 師または薬剤師 完全なドキュメントを読む
1 1.警告 脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により、穿 刺部位に血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれる おそれがある。併用する場合には神経障害の徴候及び症状 について十分注意し、異常が認められた場合には直ちに適 切な処置を行うこと。[8.1.1-8.1.3 参照] 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分又はヘパリン、ヘパリン誘導体(低分子量ヘ パリン等)に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 出血している患者(頭蓋内出血、後腹膜出血又は他の重 要器官における出血等)[出血が助長されるおそれがある。] [11.1.2 参照] 2.3 急性細菌性心内膜炎患者[血栓剥離に伴う血栓塞栓様症 状を呈するおそれがある。] 2.4 重度の腎障害(クレアチニンクリアランス30mL/min未満) のある患者[7.3、9.2.1、16.6.1 参照] 2.5 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の既往歴のある患 者[HITが起こるおそれがある。] 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 クレキサン皮下注キット2000IU 有 効 成 分 1 シリンジ(0.2mL)中、エノキサパリンナトリウム 2000IU(抗第Ⅹa因子活性)含有 備考:ブタの腸粘膜由来 3.2 製剤の性状 販 売 名 クレキサン皮下注キット2000IU 剤 形 注射液 性 状 無色〜淡黄色澄明の液 pH 5.5〜7.5 浸 透 圧 比 約 1 (生理食塩液に対する比) 4.効能又は効果 〇 下記の下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症 の発症抑制 股関節全置換術、膝関節全置換術、股関節骨折手術 〇 静脈血栓塞栓症の発症リスクの高い、腹部手術施行患者に おける静脈血栓塞栓症の発症抑制 5.効能又は効果に関連する注意 〈静脈血栓塞栓症の発症リスクの高 完全なドキュメントを読む