国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
クロルヘキシジングルコン酸塩
ニプロ株式会社
Chlorhexidine gluconate
赤色澄明の液剤
外用剤
広範囲な細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)の細胞膜阻害などにより、殺菌作用を示す殺菌消毒剤です。
通常、手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療機器の消毒、皮膚の創傷部位の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒に用いられます。
英語の製品名 CHLORHEXIDINE GLUCONATE SOLUTION FOR DISINFECTION 5% "NP"; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2013 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:クロルヘキシジングルコン酸塩消毒用液 5%「NP」 主成分: クロルヘキシジングルコン酸塩 (Chlorhexidine gluconate) 剤形: 赤色澄明の液剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 広範囲な細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)の細胞膜阻害などにより、殺菌作用を示す殺菌消毒剤で す。 通常、手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療機器の消毒、皮膚の創傷部位の消毒、 手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・手指・皮膚: 50 ~ 10 倍に希釈した水溶液(主成分として 0.1 ~ 0.5% )を用います。 手術部位(手術野)の皮膚、医療機器: 50 ~ 10 倍に希釈した水溶液(主成分として 0.1 ~ 0.5% )また は 10 倍に希釈したエタノール溶液( 0.5% )を用います。 皮膚の創傷部位、手術室・病室・家具・器具・物品など: 100 倍に希釈 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2023年10月改訂(第1版) 貯 法:室温保存 有効期間:3年 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある 者[8. 参照] 2.2 脳、脊髄、⽿(内⽿、中⽿、外⽿)には使⽤しない こと[聴神経及び中枢神経に対して直接使⽤した場合 は、難聴、神経障害を来すことがある。][14.4.1 参照] 2.3 腟、膀胱、⼝腔等の粘膜⾯には使⽤しないこと [クロルヘキシジン製剤の左記部位への使⽤により、 ショック、アナフィラキシーの症状の発現が報告され ている。][14.3.2、14.4.1 参照] 2.4 眼には使⽤しないこと[⾓膜障害等の眼障害を来す おそれがある。][14.3.3 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 有効成分 添加剤 クロルヘキシ ジングルコン 酸塩消毒⽤液 5%「NP」 1000mL 中 日本薬局方 クロルヘキシジ ングルコン酸塩液 250mL (クロルヘキシジングルコン 酸塩として 50g) ラウロマクロ ゴール、赤色 227 号、香料 3.2 製剤の性状 販売名 性状 クロルヘキシジングルコ ン酸塩消毒⽤液 5%「NP」 赤色透明の液で、芳香がある。 4. 効能・効果 ⼿指・⽪膚の消毒、⼿術部位(⼿術野)の⽪膚の消毒、⽪ 膚の創傷部位の消毒、医療機器の消毒、⼿術室・病室・家具・ 器具・物品などの消毒 6. 用法・用量 〈⼿指・⽪膚の消毒〉 クロルヘキシジングルコン酸塩として 0.1 〜 0.5% ⽔溶液を ⽤いる。 〈⼿術部位(⼿術野)の⽪膚の消毒及び医療機器の消毒〉 クロルヘキシジングルコン酸塩として 0.1 〜 0.5% ⽔溶液⼜ は 0.5% エタノール溶液を⽤いる。 〈⽪膚の創傷部位の消毒及び⼿術室・病室・家具・器具・ 物品などの消毒〉 クロルヘキシジングルコン酸塩として0.05%⽔溶 完全なドキュメントを読む