国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
クロラムフェニコール
アルフレッサ ファーマ株式会社
Chloramphenicol
無色〜微黄色の粘稠な外用液剤
外用剤
細菌などの生育に必要な蛋白質の合成を阻害することにより抗菌作用を示し、感染症の治療に用いられます。
通常、外耳炎、中耳炎の治療に使用されます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2019 年 03 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:クロロマイセチン耳科用液 0.5% 主成分: クロラムフェニコール (Chloramphenicol) 剤形: 無色~微黄色の粘稠な外用液剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 細菌などの生育に必要な蛋白質の合成を阻害することにより抗菌作用を示し、感染症の治療に用いられま す。 通常、外耳炎、中耳炎の治療に使用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 1 ~数回本液(主成分として 0.5% )の適量を耳の患部に使用しますが、症状により適宜増 減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。 ・目には使わないでください。 ・指示された時間に使用するのを忘れたら、気がついた時点ですぐに 1 回分を使用してください。ただ し次の使用時間が近い場合は、忘れた分を使用しないで、次回より指示どおり使用してください。絶対 に 2 回分を一度に使ってはいけません。 ・誤って多く 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 有効成分 添加剤 クロロマイセチン 耳科用液 0.5% 1mL 中クロラムフェ ニコール(日局)5mg (力価) アミノ安息香酸エチル、 プロピレングリコール 3.2 製剤の性状 販売名 性状 クロロマイセチン 耳科用液 0.5% 無色〜微黄色の粘稠なプロピレングリコール 溶液 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸 球菌属、髄膜炎菌、大腸菌、インフルエンザ菌 〈適応症〉 外耳炎、中耳炎 5. 効能又は効果に関連する注意 〈中耳炎〉 「抗微生物薬適正使用の手引き」 1) を参照し、抗菌薬投与の 必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場 合に投与すること。 6. 用法及び用量 0.5%液を、通常、耳の罹患部に適量を 1 日 1〜数回用いる。 なお、症状により適宜回数を増減する。 8. 重要な基本的注意 8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、 原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の 期間の使用にとどめること。 8.2 使用中に感作されるおそれがあるので、観察を十分に行 い、感作されたことを示す兆候(そう痒、発赤、腫脹、丘 疹、小水疱等)があらわれた場合には使用を中止すること。 11. 副作用 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を 行うこと。 11.2 その他の副作用 頻度不明 過敏症 過敏症状、接触性皮膚炎 菌交代症 長期連用による菌交代症 18. 薬効薬理 18.1 作用機序 細菌の蛋白合成を阻害することにより、静菌的に作用す る 2) 完全なドキュメントを読む