国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
グラニセトロン塩酸塩
高田製薬株式会社
Granisetron hydrochloride
注射剤
注射剤
セロトニンと受容体との結合を拮抗的に阻害することにより、抗悪性腫瘍剤や放射線治療による吐き気や嘔吐を抑える働きがあります。
通常、抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)による消化器症状(吐き気、嘔吐)に用いられます。
英語の製品名 Granisetron for I.V. Infusion 3 mg/100 mL "TAKATA" [Digestive symptoms (nausea and vomiting) caused by anti-cancer medicines (e.g., cisplatin)]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:グラニセトロン点滴静注バッグ 3MG/100ML「タカタ」[抗 悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(吐 き気、嘔吐)] 主成分: グラニセトロン塩酸塩 (Granisetron hydrochloride) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について セロトニンと受容体との結合を拮抗的に阻害することにより、抗悪性腫瘍剤や放射線治療による吐き気や 嘔吐を抑える働きがあります。 通常、抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)による消化器症状(吐き気、嘔吐)に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓など循環器系の機能 障害、腎障害、便秘、腹痛、おなかがはる感じがする。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人および小児は 1 日 1 回静脈内に点滴します。症状により 2 回点滴することもあります。 ・効果を見ながら使用期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きくださ い。 生 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 有効成分 添加剤 グラニセトロン点 滴 静 注 バ ッ グ 3mg/50mL 「 タ カ タ」 1 袋(50mL)中 グラニセトロン 塩酸塩 3.35mg (グラニセトロン として 3.00mg) 塩化ナトリウム 450mg クエン酸水和物 6mg pH 調節剤(水酸化ナ トリウム、塩酸) グラニセトロン点 滴 静 注 バ ッ グ 3mg/100mL「タカ タ」 1 袋(100mL)中 グラニセトロン 塩酸塩 3.35mg (グラニセトロン として 3.00mg) 塩化ナトリウム 900mg クエン酸水和物 6mg pH 調節剤(水酸化ナ トリウム、塩酸) 3.2 製剤の性状 販売名 pH 性状 浸透圧比 (生理食塩液に 対する比) グラニセトロン点 滴 静 注 バ ッ グ 3mg/50mL 「 タ カ タ」 5.0~7.0 無 色 澄 明 の 液 約 1 グラニセトロン点 滴 静 注 バ ッ グ 3mg/100mL「タカ タ」 5.0~7.0 無 色 澄 明 の 液 約 1 **4. 効能又は効果 ○抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与及び放射線照射に 伴う消化器症状(悪心、嘔吐) ○術後の消化器症状(悪心、嘔吐) 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 本剤を抗悪性腫瘍剤の投与に伴う消化器症状(悪心、嘔 吐)に対して使用する場合は、強い悪心、嘔吐が生じる抗 悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与に限り使用すること。 5.2 本剤を放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対 して使用する場合は、強い悪心、嘔吐が生じる全身照射や 上腹部照射等に限り使用すること。 **6. 用法及び用量 〈抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪 心、嘔吐)〉 成人:通常、成人にはグラニセトロンとして 40μg/kg を 1 日 1 回点滴静注する。なお、年齢、 完全なドキュメントを読む