国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ゲフィチニブ
サンド株式会社
Gefitinib
褐色の錠剤、直径11.1mm、厚さ5.5mm
内服剤
上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼを選択的に阻害し腫瘍細胞の増殖能を低下させます。
通常、EGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺癌の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: (表)ゲフィチニブ 250mg「サンド」、Gefitinib 250mg[SANDOZ]、(裏)ゲフィチニブ250mg「サンド」
くすりのしおり 内服剤 2019 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ゲフィチニブ錠 250MG「サンド」 主成分: ゲフィチニブ (Gefitinib) 剤形: 褐色の錠剤、直径 11.1mm 、厚さ 5.5mm シート記載など: (表)ゲフィチニブ 250mg 「サンド」、 Gefitinib 250mg[SANDOZ] 、(裏)ゲフィチニブ 250mg 「サンド」 この薬の作用と効果について 上皮成長因子受容体( EGFR )チロシンキナーゼを選択的に阻害し腫瘍細胞の増殖能を低下させます。 通常、 EGFR 遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺癌の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性肺障害、特発性肺線 維症、間質性肺炎、じん肺症、放射線肺炎、薬剤性肺炎がある、または出たことがある。肝機能障害が ある。全身状態が悪い(介助が必要、軽労働ができない)。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 錠(主成分として 250mg )を 1 日 1 回服用します。必ず指示された服用方法に 従ってください 完全なドキュメントを読む
1. 警告 1.1 本剤による治療を開始するにあたり、患者に本剤の有 効性・安全性、息切れ等の副作用の初期症状、非小細胞 肺癌の治療法、致命的となる症例があること等について 十分に説明し、同意を得た上で投与すること。[8.2 参 照] 1.2 本剤の投与により急性肺障害、間質性肺炎があらわれ ることがあるので、胸部 X 線検査等を行うなど観察を 十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、 適切な処置を行うこと。また、急性肺障害や間質性肺炎 が本剤の投与初期に発生し、致死的な転帰をたどる例が 多いため、少なくとも投与開始後 4 週間は入院またはそ れに準ずる管理の下で、間質性肺炎等の重篤な副作用発 現に関する観察を十分に行うこと。[8.1、 9.1.1 、 11.1.1 参照] 1.3 特発性肺線維症、間質性肺炎、じん肺症、放射線肺 炎、薬剤性肺炎の合併は、本剤投与中に発現した急性肺 障害、間質性肺炎発症後の転帰において、死亡につなが る重要な危険因子である。このため、本剤による治療を 開始するにあたり、特発性肺線維症、間質性肺炎、じん 肺症、放射線肺炎、薬剤性肺炎の合併の有無を確認し、 これらの合併症を有する患者に使用する場合には特に 注意すること。[9.1.1、 17.2 参照] 1.4 急性肺障害、間質性肺炎による致死的な転帰をたどる 例は全身状態の良悪にかかわらず報告されているが、特 に全身状態の悪い患者ほど、その発現率及び死亡率が上 昇する傾向がある。本剤の投与に際しては患者の状態 を慎重に観察するなど、十分に注意すること。[9.1.2、 17.2 参照] 1.5 本剤は、肺癌化学療法に十分な経験をもつ医師が使用 するとともに、投与に際しては緊急時に十分に措置 完全なドキュメントを読む