国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
テトラコサクチド酢酸塩
アルフレッサ ファーマ株式会社
Tetracosactide Acetate
注射剤
注射剤
テトラコサクチド酢酸塩の作用を亜鉛懸濁液として効果を持続化した合成副腎皮質ホルモン(ACTH)製剤で、副腎皮質ホルモンを分泌させます。
通常、点頭てんかん、気管支喘息、関節リウマチ、ネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモンを除く他剤が無効で、副腎皮質ホルモン療法が不適当な場合に限る)の治療のほか、副腎皮質機能検査に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2021 年 11 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:コートロシン Z 筋注 0.5MG 主成分: テトラコサクチド酢酸塩 (Tetracosactide Acetate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について テトラコサクチド酢酸塩の作用を亜鉛懸濁液として効果を持続化した合成副腎皮質ホルモン( ACTH )製 剤で、副腎皮質ホルモンを分泌させます。 通常、点頭てんかん、気管支喘息、関節リウマチ、ネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモンを除く他剤が無 効で、副腎皮質ホルモン療法が不適当な場合に限る)の治療のほか、副腎皮質機能検査に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アジソン病、気管支喘 息、高血圧、心疾患、結核その他感染症、糖尿病、消化性潰瘍、精神病、クッシング症候群、骨粗しょ う症、腎機能障害がある。アレルギーが出やすい。本剤の使用を一時中断している。水痘の既往歴がな く、水痘の予防接種を受けていない。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・副腎皮質 完全なドキュメントを読む
3. 組成・性状 3. 1 組成 販売名 有効成分 添加剤 コートロシンZ 筋注0.5mg 1バイアル(1mL)中 テトラコサクチド酢 酸塩0.56mg (テトラコサクチドと して0.5mg/1mL) 1バイアル(1mL)中塩化 亜鉛(亜鉛として1.5mg)、 リン酸水素 ナトリウム二 水和物、ベンジルアルコー ル10mg、塩化ナトリウム、 水酸化ナトリウム、塩酸 3. 2 製剤の性状 販売名 性状 pH 浸透圧比 コートロシンZ 筋注0.5mg 振り混ぜるとき、 白濁する。 7.8~9.2 1.0~1.3 (生理食塩液対比) 4. 効能又は効果 点頭てんかん、気管支喘息、関節リウマチ、副腎皮質機能検 査、ネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモンを除く他剤が無効 で、副腎皮質ホルモン療法が不適当な場合に限る) 6. 用法及び用量 〈副腎皮質機能検査の場合〉 1日テトラコサクチドとして0.5~1.0mgを1~2回に分けて筋注す る。必要があれば連続2~3日行う。 〈上記以外の場合〉 通常成人1日テトラコサクチドとして0.5~1.0mgを1~2回に分け て筋注する。年令・症状により適宜増減する。 8. 重要な基本的注意 8. 1 副腎皮質ホルモン療法から本剤に切り替える際は離脱症状 を防ぐため、副腎皮質ホルモン剤の投与を急に中断せず一定 期間(最低1週間)これらを併用すること。 8. 2 まれにショックを起こすことがあるので、使用に際して次の点 に留意すること。[9.1.2、11.1.1 参照] ・ショック等の反応を予測するため、十分な問診を行うこと。 ・あらかじめ皮膚テストを行うことが望ましい(皮膚テストとしては コートロシン注射用0.25mgの10 4 倍程度の希釈液を皮内に注 入し、15~20分後の皮膚反応を観察するなどの方法がある)。 ・本剤の投与に際しては、常時、直ちに救急処置のとれる準備 を 完全なドキュメントを読む