国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アトバコン
グラクソ・スミスクライン株式会社
Atovaquone
鮮黄色の経口液剤
内服剤
日和見感染症であるニューモシスチス肺炎の原因となる真菌(ニューモシスチス・イロベチー)の増殖を阻害することにより症状の改善および発症を抑制します。
通常、ニューモシスチス肺炎の治療および発症抑制に用いられます。
英語の製品名 SAMTIREL Oral Suspension 15%; シート記載: gsk、サムチレール内用懸濁液15%、アトバコン内用懸濁液、乳幼児誤飲防止包装、乳幼児の誤飲を防ぐため、開封しにくくなっています、750mg/5mL、SAMTIREL Oral Suspension 15%
くすりのしおり 内服剤 2023 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:サムチレール内用懸濁液 15% 主成分: アトバコン (Atovaquone) 剤形: 鮮黄色の経口液剤 シート記載など:gsk 、サムチレール内用懸濁液 15% 、アトバコン内用懸濁液、乳 幼児誤飲防止包装、乳幼児の誤飲を防ぐため、開封しにくくなって います、 750mg/5mL 、 SAMTIREL Oral Suspension 15% この薬の作用と効果について 日和見感染症であるニューモシスチス肺炎の原因となる真菌(ニューモシスチス・イロベチー)の増殖を 阻害することにより症状の改善および発症を抑制します。 通常、ニューモシスチス肺炎の治療および発症抑制に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、肝機能障害 がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・ニューモシスチス肺炎の治療:通常、成人は 1 回 5mL (主成分として 750mg )を 1 日 2 回 21 日間、 食後に服用します。 ニューモシスチス肺炎の発症抑制:通常、成人は 1 回 10mL (主成分として 1,500mg ) 完全なドキュメントを読む
-1- 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 サムチレール内用懸濁液15% 有効成分 1包(5mL)中 アトバコン750mg 添加剤 ベンジルアルコール、キサンタンガム、ポリオキシ エチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリ コール、サッカリンナトリウム水和物、香料 3.2 製剤の性状 販売名 サムチレール内用懸濁液15% 剤形・性状 果実ようの芳香がある鮮黄色の懸濁剤 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 ニューモシスチス・イロベチー 〈適応症〉 ○ニューモシスチス肺炎 ○ニューモシスチス肺炎の発症抑制 5. 効能又は効果に関連する注意 〈効能共通〉 5.1 本剤は、副作用によりスルファメトキサゾール・トリメトプ リム配合剤(ST合剤)の使用が困難な場合に使用すること。 5.2 本剤を食後に投与できない患者では、代替治療を検討すること。 5.3 投与開始時及び投与中に下痢が認められている場合には、本 剤の吸収が低下し、効果が減弱する可能性がある。下痢が認め られている患者では、代替治療を検討すること。 〈ニューモシスチス肺炎の治療〉 5.4 重症のニューモシスチス肺炎患者(肺胞気・動脈血酸素分圧 較差[(A-a)DO 2 ]が45mmHgを超える患者)での本剤の使用 に関する成績は、十分に検討されていない。また、他の治療法 で効果が得られなかった重症のニューモシスチス肺炎患者にお ける本剤の有効性を示すデータは限られている。 5.5 本剤は他の真菌又は細菌、マイコバクテリア又はウイルス疾 患の治療に有効ではない。 〈ニューモシスチス肺炎の発症抑制〉 5.6 ニューモシスチス肺炎のリスク(CD4 + 細胞数が目安として 200/mm 3 完全なドキュメントを読む