サルポグレラート塩酸塩錠100mg「サワイ」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

サルポグレラート塩酸塩

から入手可能:

沢井製薬株式会社

INN（国際名）:

Sarpogrelate hydrochloride

医薬品形態:

白色の錠剤、直径8.6mm、厚さ4.2mm

投与経路:

内服剤

適応症:

血小板および血管平滑筋のセロトニン受容体に作用し、血小板の凝集と血管の収縮を抑制することにより、血液の流れをよくし、手足の痛みや冷えなどを改善します。
通常、慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 SARPOGRELATE HYDROCHLORIDE Tablets 100mg "SAWAI"; シート記載: サルポグレラート 塩酸塩錠100mg「サワイ」、SW-SPT100、Sarpogrelate Hydrochloride 100mg「SAWAI」

情報リーフレット

くすりのしおり
内服剤
2016
年
09
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:サルポグレラート塩酸塩錠 100MG「サワイ」
主成分:
サルポグレラート塩酸塩
(Sarpogrelate hydrochloride)
剤形:
白色の錠剤、直径
8.6mm
、厚さ
4.2mm
シート記載など:
サルポグレラート 塩酸塩錠
100mg
「サワイ」、
SW-
SPT100
、
Sarpogrelate Hydrochloride 100mg
「
SAWAI
」
この薬の作用と効果について
血小板および血管平滑筋のセロトニン受容体に作用し、血小板の凝集と血管の収縮を抑制することによ
り、血液の流れをよくし、手足の痛みや冷えなどを改善します。
通常、慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している（血友病、
毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血など）。
・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者記入
))
・通常、成人は
1
回
1
錠（主成分として
100mg
）を
1
日
3
回食後に服用しますが、年齢・症状により適
宜

製品の特徴

－
１
－
2. 禁忌（次の患者には投与しないこと）
2.1
出血している患者（血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰
瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等）［出血を更に増強する
可能性がある。］
［9.1.2、11.1.1参照］
2.2
妊婦又は妊娠している可能性のある女性［9.5参照］
3. 組成・性状
3.1 組成
品　名
サルポグレラート塩酸塩錠
50mg「サワイ」
サルポグレラート塩酸塩錠
100mg「サワイ」
有効成分
［1錠中］
日局サルポグレラート塩酸塩
50mg
100mg
添加剤
カルナウバロウ、クエン酸、酸化チタン、ステアリン酸
Ca、タルク、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメ
ロース、ポリビニルアルコール（部分けん化物）、D-マンニ
トール
3.2 製剤の性状
品　名
サルポグレラート塩酸塩錠
50mg「サワイ」
サルポグレラート塩酸塩錠
100mg「サワイ」
外　形

剤　形
フィルムコーティング錠
割線入りフィルムコーティング錠
性　状
白色
直径（mm）
7.6
8.6
厚さ（mm）
3.6
4.2
重量（mg）
約145
約227
本体表示
SW サルポグレラート 50
SW サルポグレラート 100
4. 効能又は効果
慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛および冷感等の虚血性諸症状
の改善
6. 用法及び用量
サルポグレラート塩酸塩として、通常成人1回100mgを1日3回
食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
本剤投与中は定期的に血液検査を行うことが望ましい。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 月経期間中の患者
出血を増強するおそれがある。
9.1.2 出血傾向並びにその素因のある患者
出血傾向を増強するおそれがある。［2.1、11.1.1参照］
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 重篤な腎障害のある患者
排泄に