国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
シクロスポリン
ノバルティス ファーマ株式会社
Ciclosporin
淡黄色の液剤
内服剤
リンパ球に特異的・可逆的な免疫抑制作用を示し、主にヘルパーT細胞の活性化を抑え、異常な免疫反応を抑えます。
通常、眼症状のあるベーチェット病、乾せん、再生不良性貧血、赤芽球ろう、ネフローゼ症候群の治療に使用されます。
英語の製品名 Sandimmun Oral Solution 10% [for autoimmune disease]; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2022 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:サンディミュン内用液 10%[自己免疫疾患用] 主成分: シクロスポリン (Ciclosporin) 剤形: 淡黄色の液剤 シート記載など: この薬の作用と効果について リンパ球に特異的・可逆的な免疫抑制作用を示し、主にヘルパー T 細胞の活性化を抑え、異常な免疫反応 を抑えます。 通常、眼症状のあるベーチェット病、乾せん、再生不良性貧血、赤芽球ろう、ネフローゼ症候群の治療に 使用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。神経ベーチェット病、腎 障害、肝障害、感染症、悪性腫瘍またはその既往歴がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・ベーチェット病:通常、 1 日体重あたり 0.05mL/kg (主成分として 5mg/kg )〔体重 50kg で 2.5mL ( 250mg )〕を 1 日 1 回または 2 回に分けて服用し、徐々に減量して維持量は 1 日 0.03 ~ 0.05mL/kg ( 3 ~ 5mg/kg )〔体重 50kg で 1.5 ~ 2.5mL ( 150 ~ 250mg )〕を 1 日 1 回または 2 回に 分けて服用します。 乾 せ 完全なドキュメントを読む
- 1 - 1. 警告 1.1 臓器移植における本剤の投与は、免疫抑制療法及び移 植患者の管理に精通している医師又はその指導のもとで 行うこと。 1.2 本剤はネオーラルと生物学的に同等ではなく、ネオー ラルはバイオアベイラビリティが向上しているので、本 剤からネオーラルに切り換える際には、シクロスポリン の血中濃度(AUC、CMAX)の上昇による副作用の発現 に注意すること。特に、高用量での切り換え時には、本 剤の投与量を上回らないようにするなど、注意すること。 十分な本剤使用経験を持つ専門医のもとで行うこと。 一方、ネオーラルから本剤への切り換えについては、シ クロスポリンの血中濃度が低下することがあるので、原 則として切り換えを行わないこと。特に移植患者では、 用量不足によって拒絶反応が発現するおそれがある。 [8.2、16.1.1、16.1.2参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 タクロリムス(外用剤を除く)、ピタバスタチン、ロス バスタチン、ボセンタン、アリスキレン、アスナプレビ ル、バニプレビル、グラゾプレビル、ペマフィブラート を投与中の患者[10.1参照] 2.3 肝臓又は腎臓に障害のある患者で、コルヒチンを服用 中の患者[9.2、9.3、10.2参照] 2.4 生ワクチンを接種しないこと[10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 サンディミュン内用液10% 有効成分 1瓶(50mL)中シクロスポリン(日局)5.0g [内用液1mLはシクロスポリン100mgに相当する] 添加剤 エステル化トウモロコシ油、エタノール、トウモロコシ油 3.2 製剤の性状 販売名 サンディミュン内用液10% 性状 黄色の粘性の液で、特異なにおいがある。 4. 完全なドキュメントを読む