国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ケトチフェンフマル酸塩
サンファーマ株式会社
Ketotifen fumarate
すみきった無色〜微黄色のシロップ剤
内服剤
抗アナフィラキシー作用および抗ヒスタミン作用によりアレルギーの原因となるヒスタミンや炎症物質の作用を抑え、気道や鼻粘膜などの組織の過敏性を減弱させます。
通常、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、じんま疹などの治療に用いられます。なお、気管支喘息に用いられる場合、既に起こっている喘息発作を速やかに改善する薬ではありません。
英語の製品名 Zaditen Syrup 0.02%; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2020 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ザジテンシロップ 0.02% 主成分: ケトチフェンフマル酸塩 (Ketotifen fumarate) 剤形: すみきった無色~微黄色のシロップ剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 抗アナフィラキシー作用および抗ヒスタミン作用によりアレルギーの原因となるヒスタミンや炎症物質 の作用を抑え、気道や鼻粘膜などの組織の過敏性を減弱させます。 通常、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、じんま疹などの治療に用いられます。なお、気管支喘息 に用いられる場合、既に起こっている喘息発作を速やかに改善する薬ではありません。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。てんかんなどの痙れん性 疾患がある、またはあった。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、小児は 1 回体重 1kg あたり 0.15mL (ケトチフェンとして 0.03mg )〔体重 20kg の場合 3mL ( 0.6mg )〕を 1 日 2 回朝食後および就寝前に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されま す 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 てんかん又はその既往歴のある患者[9.1.1 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ザジテンシロップ 0.02% 有効成分 1mL 中 ケトチフェンフマル酸塩(日局) 0.276mg(ケ トチフェンとして 0.2mg) 添加剤 パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピ ル、クエン酸、無水リン酸一水素ナトリウム、白糖、D- ソルビトール、香料、プロピレングリコール、エタノー ル、ベンジルアルコール、トコフェロール、バニリン 3.2 製剤の性状 性状 無色~微黄色澄明の液で、芳香があり、味は甘い。 pH 4.5~5.5 4. 効能又は効果 ○気管支喘息 ○アレルギー性鼻炎 ○蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症 6. 用法及び用量 通常、小児には 1 日量 0.3mL/kg( ケトチフェンとして 0.06mg/kg)を 2 回、朝食後及び就寝前に分けて経口投与す る。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 年齢別の標準投与量は、通常、下記の用量を 1 日量とし、1 日 2 回、朝食後及び就寝前に分けて経口投与する。 年齢 1 日用量 6 ヵ月以上 3 歳未満 4mL(ケトチフェンとして 0.8mg) 3 歳以上 7 歳未満 6mL(ケトチフェンとして 1.2mg) 7 歳以上 10mL(ケトチフェンとして 2.0mg) ただし、1 歳未満の乳児に使用する場合には体重、症状など を考慮して適宜投与量を決めること。 8. 重要な基本的注意 〈効能共通〉 8.1 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車 の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注 意すること。 〈気管支喘息〉 8.2 本剤はすでに起こっている発作を速やかに軽減する薬剤で はないので、このことを患者に十分に説明し 完全なドキュメントを読む