国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
硫酸アルミニウムカリウム水和物; タンニン酸
ジェイドルフ製薬株式会社
Aluminum potassium sulfate hydrate; Tannic acid
注射剤
注射剤
痔核内に急性炎症を起こすことで組織を線維化させ、肛門の外にとび出た痔を小さくし、痔が肛門からとび出す・出血するなどの症状を改善します。
通常、脱出を伴う内痔核の治療に用いられます。
英語の製品名 ZION Injection with saline; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 02 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ジオン注生食液付 主成分: 硫酸アルミニウムカリウム水和物 (Aluminum potassium sulfate hydrate) タンニン酸 (Tannic acid) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 痔核内に急性炎症を起こすことで組織を線維化させ、肛門の外にとび出た痔を小さくし、痔が肛門からと び出す・出血するなどの症状を改善します。 通常、脱出を伴う内痔核の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。透析を受けている。 ・妊娠中、妊娠している可能性がある、または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、患部の数ヵ所に直接注射します。 生活上の注意 ・注射 2 週間後までに一過性の発熱があらわれることがあります。十分に注意し、発熱した場合には医師 に相談してください。 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、発熱、血圧低下、頭痛、吐き気、食欲不振、肛門周囲痛などが報告されています。こ 完全なドキュメントを読む
1 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照] 2.2 授乳中の女性[9.6参照] 2.3 透析療法を受けている患者[9.2.1参照] 2.4 嵌頓痔核を伴う患者[症状を悪化させることが ある。] 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.6 次の部位には投与しないこと 直腸下部の粘膜下以外の部位[壊死等の症状があ らわれることがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 本品1バイアルには、日本薬局方生理食塩液1アンプ ルが添付されている。 本品は、添付の生理食塩液で希釈し、硫酸アルミニウ ムカリウム水和物として2%溶液に調製して使用する。 ジオン注生食液付(1バイアル ※ 10mL中) 有効成分 日局 硫酸アルミニウムカリウム水和物 400mg(4w/v%) タンニン酸 14mg(0.14w/v%) 添加剤 クエン酸ナトリウム水和物 150mg デキストラン40 70mg グリセリン 1000mg 亜硫酸水素ナトリウム 15mg ※20mLバイアルに充てんされている 3.2 製剤の性状 性状 微黄色~淡黄色澄明の液で僅かに粘性がある pH 2.2~2.9 調製後の性状(本品1バイアルに添付の生理食塩液10mLを加 えて硫酸アルミニウムカリウム水和物として2%溶液に調製) 外観 無色~淡黄色澄明の液 pH 約3 浸透圧比 約3(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 脱出を伴う内痔核 6. 用法及び用量 本剤の投与に先立ち、腰椎麻酔あるいは仙骨硬膜外 麻酔により肛門括約筋を弛緩させる。 用時、ジオン注生食液付1バイアル(10mL)に添付 の生理食塩液10mLを加えて20mLとし、硫酸アルミ ニウムカリウム水和物として2%溶液に調製する。 通常、成人には、1つの主痔核あたり2%溶液として 9~13mLを分割して粘膜下に投与する。 なお、投与量は患者の 完全なドキュメントを読む