ジャディアンス錠10mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

エンパグリフロジン

から入手可能:

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

INN（国際名）:

Empagliflozin

医薬品形態:

淡黄色の錠剤、直径9.1mm、厚さ3.65mm

投与経路:

内服剤

適応症:

腎臓においてグルコースを再吸収するSGLT2を阻害することにより、尿中のグルコース排泄量を増加させ、血糖を低下させます。また、腎臓におけるSGLT2の阻害によりナトリウムの再吸収を抑制することやその他さまざまな作用によって慢性心不全および慢性腎臓病の予後を改善します。
通常、2型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 Jardiance Tablets 10mg; シート記載: Jardiance 10mg、ジャディアンス、朝食前又は朝食後に服用、10mg、S10、ジャディアンス 10mg、Boehringer Ingelheim、Lilly

情報リーフレット

くすりのしおり
内服剤
2024
年
02
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:ジャディアンス錠 10MG
主成分:
エンパグリフロジン
(Empagliflozin)
剤形:
淡黄色の錠剤、直径
9.1mm
、厚さ
3.65mm
シート記載など:Jardiance 10mg
、ジャディアンス、朝食前又は朝食後に服
用、
10mg
、
S10
、ジャディアンス
10mg
、
Boehringer
Ingelheim
、
Lilly
この薬の作用と効果について
腎臓においてグルコースを再吸収する
SGLT2
を阻害することにより、尿中のグルコース排泄量を増加さ
せ、血糖を低下させます。また、腎臓における
SGLT2
の阻害によりナトリウムの再吸収を抑制すること
やその他さまざまな作用によって慢性心不全および慢性腎臓病の予後を改善します。
通常、
2
型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏
睡または前昏睡、感染症、手術前後、外傷がある。脳下垂体機能不全または副腎機能不全がある、栄養
状態が不良である、飢餓状態にある、食事が不規則である、食事摂取量が不足している、衰弱状態にあ
る、激しい筋肉運動をしている、飲酒量が多い。脱水を起こしやすい。尿路感染、性器感染がある。
1
型糖尿病、
eGFR
が
20mL/min/1.73m
2
未満の高度腎機能障害、透析中の末期腎不全がある。［
2
型糖
尿病の治療に使用する場合］
eGFR
�

製品の特徴

－
1
－
日本標準商品分類番号
873969、87219、873999
錠10mg
錠25mg
承 認 番 号 22600AMX01387000 22600AMX01386000
販 売 開 始
2015年2月
2. 禁忌（次の患者には投与しないこと）
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
［輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須とな
るので本剤の投与は適さない。］
2.3 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者
［糖尿病を有する患者ではインスリン注射による血糖管理が望
まれるので本剤の投与は適さない。］
3. 組成・性状
3.1 組成
販 売 名 ジャディアンス錠10mg
ジャディアンス錠25mg
有 効 成 分
1錠中
エンパグリフロジン　10mg
1錠中
エンパグリフロジン　25mg
添 加 剤
乳糖水和物、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケ
イ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸
化チタン、タルク、マクロゴール400、黄色三二酸化鉄
3.2 製剤の性状
販 売 名 ジャディアンス錠10mg
ジャディアンス錠25mg
剤
形 淡黄色のフィルムコート錠
外
形
直
径 9.1mm
11.1×5.6mm
厚
さ 3.65mm
3.8mm
重
さ 257mg
206mg
識別コード
S10
S25
4. 効能又は効果
〈ジャディアンス錠10MG・25MG〉
○2型糖尿病
〈ジャディアンス錠10MG〉
○慢性心不全
ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
○慢性腎臓病
ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。
5. 効能又は効果に関連する注意
〈2型糖尿病〉
5.1
本剤は2型糖尿病と診断された患者に対してのみ使用し、1型
糖尿病の患者には投与をしないこと。
5.2
本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、
運動療法を十分