国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ジルコプラン
ユーシービージャパン株式会社
Zilucoplan
注射器(注射針一体型)入りの無色澄明の注射剤
自己注射剤
補体(免疫系の一つ)に結合して阻害することにより、神経と筋肉の伝達障害を抑制します。
通常、抗アセチルコリン受容体陽性の全身型重症筋無力症の治療に用いられます。
英語の製品名 ZILBRYSQ 32.4mg Syringe for S.C. Injections; シート記載:
くすりのしおり 自己注射剤 2023 年 09 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ジルビスク皮下注 32.4MG シリンジ 主成分: ジルコプラン (Zilucoplan) 剤形: 注射器(注射針一体型)入りの無色澄明の注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 補体(免疫系の一つ)に結合して阻害することにより、神経と筋肉の伝達障害を抑制します。 通常、抗アセチルコリン受容体陽性の全身型重症筋無力症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。髄膜炎菌感染症またはそ の既往歴、感染症またはその疑い、膵炎の既往歴がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人(体重 77kg 以上)は 1 回にシリンジ 1 本(主成分として 32.4mg )を 1 日 1 回皮下注射し ます。 1 回に全量を使用し、再使用しないでください。必ず指示された使用方法に従ってください。 ・注射前には冷蔵庫から取り出し、 30 分以上平らな場所に置いて、室温に戻してください。 ・注射をする部位はお腹、太もも、上腕部で 完全なドキュメントを読む
−1− 1.警告 1.1 本剤の投与により髄膜炎菌感染症を発症するこ とがあり、死亡に至るおそれもあるため、以下の 点に十分注意すること。[2.1、5.2、9.1.1、11.1.1 参照] 1.1.1 本剤の投与に際しては、髄膜炎菌感染症の 初期徴候(発熱、頭痛、項部硬直等)に注意し て観察を十分に行い、髄膜炎菌感染症が疑われ た場合には、直ちに診察し、抗菌剤の投与等の 適切な処置を行うこと。 1.1.2 原則本剤投与前に髄膜炎菌に対するワクチ ンを接種すること。必要に応じてワクチンの追 加接種を考慮すること。 1.1.3 髄膜炎菌感染症は致命的な経過をたどるこ とがあるので、緊急時に十分に措置できる医療 施設及び医師のもとで、あるいは髄膜炎菌感染 症の診断及び治療が可能な医療施設との連携下 で投与すること。 1.1.4 髄膜炎菌感染症のリスクについて患者に説 明し、当該感染症の初期徴候を確実に理解さ せ、髄膜炎菌感染症に関連する症状が発現した 場合には、主治医に連絡するよう患者に注意を 与えること。 1.2 本剤は、全身型重症筋無力症に十分な知識を持 つ医師のもとで、治療上の有益性が危険性を上ま わると判断される場合にのみ投与すること。ま た、本剤投与開始に先立ち、本剤は疾病を完治さ せる薬剤ではないことを含め、本剤の有効性及び 危険性を患者又はその家族に十分説明し、同意を 得てから投与すること。[5.2、11.1.1 参照] 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 髄膜炎菌感染症に罹患している患者[症状を悪 化させるおそれがある。][1.1、5.2、9.1.1、11.1.1 参照] 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 販 完全なドキュメントを読む