国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
スペソリマブ
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
免疫応答の調節に関与する物質の一つであるインターロイキン(IL)-36レセプターに結合し、IL-36の作用を中和することにより、炎症シグナルを抑制し、症状を改善します。
通常、膿疱性乾癬における急性症状の改善に用いられます。
英語の製品名 SPEVIGO 450mg for I.V. Infusion; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 11 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:スペビゴ点滴静注 450MG 主成分: スペソリマブ(遺伝子組換え) (Spesolimab (genetical recombination)) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 免疫応答の調節に関与する物質の一つであるインターロイキン( IL ) -36 レセプターに結合し、 IL-36 の 作用を中和することにより、炎症シグナルを抑制し、症状を改善します。 通常、膿疱性乾癬における急性症状の改善に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症または感染症の疑 い、活動性結核、結核の既往または結核感染の疑いがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は点滴で静脈内に注射します。急性症状が持続する場合には、初回の注射から 1 週間後に追 加で注射します。 2 週間使用しても効果が得られない場合は、現在の治療計画を継続するか、医師によ り検討されます。 ・この薬を使用する前に、結核の感染の有無を確認するための検査を 完全なドキュメントを読む
- 1 - 1. 警告 1.1 本剤は結核等の感染症を含む緊急時に十分に対応できる医 療施設において、本剤についての十分な知識と適応疾患の治 療に十分な知識・経験をもつ医師のもとで、本剤による治療 の有益性が危険性を上回ると判断される患者のみに使用する こと。本剤は感染症のリスクを増大させる可能性があり、ま た結核の既往歴を有する患者では結核を活動化させる可能性 がある。また、本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫 瘍の発現が報告されている。治療開始に先立ち、本剤が疾病 を完治させる薬剤でないことも含め、本剤の有効性及び危 険性を患者に十分説明し、患者が理解したことを確認した 上で治療を開始すること。[8.1、8.2、8.4、9.1.1、9.1.2、 11.1.1、15.1.2参照] 1.2 重篤な感染症 ウイルス、細菌等による重篤な感染症が報告されているため、 十分な観察を行うなど感染症の発症に注意し、本剤投与後に 感染症の徴候又は症状があらわれた場合には、速やかに担当 医に連絡するよう患者を指導すること。[2.1、8.1、9.1.1、 11.1.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な感染症の患者[症状を悪化させるおそれがある。] [1.2、8.1、9.1.1、11.1.1参照] 2.2 活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれがある。][8.2、 9.1.2参照] 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。[3.1、 11.1.2参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 スペビゴ点滴静注450mg 有 効 成 分 1バイアル7.5mL中: スペソリマブ(遺伝子組換え)450mg 添 加 剤 1バイアル7.5mL中: 酢酸ナトリウム水和物 40.5mg 氷酢酸 2.4mg 精製白糖 386mg L-アルギニン塩酸塩 39.5mg ポリソルベート20 3.0mg 本剤は、チャイニーズハムス 完全なドキュメントを読む