国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
セフメタゾールナトリウム
アルフレッサ ファーマ株式会社
Cefmetazole sodium
注射剤
注射剤
セファマイシン系の抗生物質で、細菌細胞壁の合成を阻害することにより殺菌作用を示します。
通常、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2019 年 03 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:セフメタゾン筋注用 0.5G 主成分: セフメタゾールナトリウム (Cefmetazole sodium) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について セファマイシン系の抗生物質で、細菌細胞壁の合成を阻害することにより殺菌作用を示します。 通常、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親、兄弟が 気管支喘息や発疹、じんましんなどのアレルギー症状をおこしやすい体質である。腎臓に病気がある。 口から栄養が摂りにくいまたは摂れない。全身状態が悪い。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 2 回に分けて、筋肉内に注射します。 ・効果を見ながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 ・アルコール類により顔面潮紅、動悸、めまい、頭痛、吐き気などがあらわれることがありますので、こ の注射をしている間と、そ 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2. 1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 2 リドカイン等のアニリド系局所麻酔剤に対し過敏症の 既往歴のある患者[添付の溶解液はリドカインを含有して いる。] 3. 組成・性状 3. 1 組成 販売名 有効成分 添加剤 添付溶解液 セフメタゾン 筋注用0.5g 1バイアル中 セフメタゾールナ トリウム(日局 ) 0.5g(力価) - 日局 リドカイン注射 液(0.5w/v%) 1アンプル(2mL) (添加剤:塩酸、水酸 化ナトリウム) 3. 2 製剤の性状 販売名 性状 pH 浸透圧比 (生理食塩液対比) セフメタゾン 筋注用0.5g 白色~淡黄色 の 粉 末 又は 塊・用時溶解 して用いる注 射用製剤 4.2~6.2 [ 添 付 溶 解 液 で溶解後( 0.5g (力価)/2mL)] 約2 [ 添 付 溶 解 液 で溶解後( 0.5g (力価)/2mL)] 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 セフメタゾールに感性の黄色ブドウ球菌、大腸菌、肺炎桿 菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシ ア属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレ ボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く) 〈適応症〉 敗血症、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病 変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、 バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織 炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎 5. 効能又は効果に関連する注意 〈急性気管支炎〉 「抗微生物薬適正使用の手引き」 1) を参照し、抗菌薬投与の必 要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投 与すること。 6. 用法及び用量 通常成人には、1日1~2g(力価)を2回に分けて、添付の日本薬 局方リドカイン注射液(0.5w/v%)に溶解し、筋肉 完全なドキュメントを読む