タクロリムス錠1.5mg「あゆみ」[移植用剤]

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
24-01-2024

有効成分:

タクロリムス水和物

から入手可能:

あゆみ製薬株式会社

INN(国際名):

Tacrolimus hydrate

医薬品形態:

淡黄色の錠剤、直径6.6mm

投与経路:

内服剤

適応症:

サイトカインと呼ばれるタンパクの中でも、移植後拒絶反応に関わる因子を抑えることにより拒絶反応を防ぎます。
通常、移植後(腎・肝・心・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑えるために用いられます。

製品概要:

英語の製品名 Tacrolimus tablets 1.5mg "AYUMI" [for transplantation]; シート記載: (表) タクロリムス、1.5mg、AY1.5、(裏)タクロリムス「あゆみ」、1.5mg、AY1.5

情報リーフレット

                                くすりのしおり
内服剤
2024
年
01
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:タクロリムス錠 1.5MG「あゆみ」[移植用剤]
主成分:
タクロリムス水和物
(Tacrolimus hydrate)
剤形:
淡黄色の錠剤、直径
6.6mm
シート記載など:
(表) タクロリムス、
1.5mg
、
AY1.5
、(裏)タクロリムス
「あゆみ」、
1.5mg
、
AY1.5
この薬の作用と効果について
サイトカインと呼ばれるタンパクの中でも、移植後拒絶反応に関わる因子を抑えることにより拒絶反応を
防ぎます。
通常、移植後(腎・肝・心・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑え
るために用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症、腎障害、肝障害
がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・腎移植:通常、移植
2
日前よりタクロリムスとして
1
回
0.15mg/kg
を
1
日
2
回服用します。術後初期
には
1
回
0.15mg/kg
を
1
日
2
回服用し、以後、徐々に減らしていきます。維持量は
1
回
0.06mg/
kg
、
1
日
2
回服用を標準としますが、症状によ
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                ( 1 )
1. 警告
〈効能共通〉
1.1
本剤の投与において、重篤な副作用(腎不全、心不全、
感染症、全身痙攣、意識障害、脳梗塞、血栓性微小血管
障害、汎血球減少症等)により、致死的な経過をたどるこ
とがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び
本剤についての十分な知識と経験を有する医師が使用す
ること。
1.2
顆粒剤と本剤(錠剤)の生物学的同等性は検証されてい
ないので、切り換え及び併用に際しては、血中濃度を測
定することにより製剤による吸収の変動がないことを確
認すること。[16.1.8参照]
〈臓器移植〉
1.3
本剤の投与は、免疫抑制療法及び移植患者の管理に精
通している医師又はその指導のもとで行うこと。
〈関節リウマチ〉
1.4
関節リウマチ治療に精通している医師のみが使用する
とともに、患者に対して本剤の危険性や本剤の投与が長
期にわたることなどを予め十分説明し、患者が理解した
ことを確認した上で投与すること。また、何らかの異常
が認められた場合には、服用を中止するとともに、直ち
に医師に連絡し、指示を仰ぐよう注意を与えること。
〈ループス腎炎〉
1.5
本剤の投与は、ループス腎炎の治療に十分精通してい
る医師のもとで行うこと。
〈多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎〉
1.6
本剤の投与は、多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性
肺炎の治療法に十分精通している医師のもとで行うこと。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2
シクロスポリン又はボセンタン投与中の患者[10.1参照]
2.3
カリウム保持性利尿剤投与中の患者[8.2、10.1参照]
2.4 生ワクチンを接種しないこと[10.1参
                                
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