国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ドカルパミン
田辺三菱製薬株式会社
Docarpamine
白色〜微黄白色の顆粒剤
内服剤
心臓の収縮力を強め、腎臓の血の巡りを良くして尿量を多くし、弱まった心臓のポンプ機能を回復させます。
通常、ドパミン塩酸塩注射液、ドブタミン塩酸塩注射液などの少量静脈内持続点滴療法(5μg/kg/min未満)からの離脱が困難な循環不全で、少量静脈内持続点滴療法から経口剤への早期離脱を必要とする場合に用いられます。
英語の製品名 TANADOPA Granules 75%; シート記載: タナドーパ顆粒75%、1g、TA506、ドカルパミン750mg含有
くすりのしおり 内服剤 2018 年 05 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:タナドーパ顆粒 75% 主成分: ドカルパミン (Docarpamine) 剤形: 白色~微黄白色の顆粒剤 シート記載など: タナドーパ顆粒 75% 、 1g 、 TA506 、ドカルパミン 750mg 含有 この薬の作用と効果について 心臓の収縮力を強め、腎臓の血の巡りを良くして尿量を多くし、弱まった心臓のポンプ機能を回復させま す。 通常、ドパミン塩酸塩注射液、ドブタミン塩酸塩注射液などの少量静脈内持続点滴療法( 5μg/kg/min 未 満)からの離脱が困難な循環不全で、少量静脈内持続点滴療法から経口剤への早期離脱を必要とする場合 に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。褐色細胞腫がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 包または 1g (主成分として 750mg )を 1 日 3 回服用しますが、年齢・症状により 適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は気がついたとき、出来るだけ早く 1 回分 完全なドキュメントを読む
1 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者[血中に カテコラミンが過剰に分泌されているので、ドパミ ン産生物質を投与すると、一層の過剰反応が起こっ たり、期待した効果が得られないおそれがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 (1G中) ドカルパミン 750MG 添加剤 アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、カ ルメロースカルシウム、二酸化ケイ素、白糖、ヒ プロメロース、ヒプロメロース酢酸エステルコハ ク酸エステル、L-メントール 3.2 製剤の性状 性状・剤形 白色~微黄白色・フィルムコーティング顆粒剤 包装コード TA506(分包) 4. 効能又は効果 ドパミン塩酸塩注射液、ドブタミン塩酸塩注射液等の少 量静脈内持続点滴療法(5ΜG/KG/MIN未満)からの離脱が 困難な循環不全で、少量静脈内持続点滴療法から経口剤 への早期離脱を必要とする場合 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 ドパミン塩酸塩注射液、ドブタミン塩酸塩注射液等の 少量静脈内持続点滴療法(5ΜG/KG/MIN未満)が行われて いる時期(発症後約1週間)において、点滴剤からの早期 離脱を必要とする場合に本剤に切り換える。 5.2 本剤の切り換え投与に当たっては、血圧の低下、尿量の 減少、呼吸困難、倦怠感、脈拍の変動等に注意し、切り換 えが困難と考えられる場合はもとの点滴療法にもどすこと。 6. 用法及び用量 通常、成人にはドカルパミンとして1日量2250MG(本剤 3G)を3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状によ り適宜増減する。 8. 重要な基本的注意 8.1 治療に当たっては、経過を十分に観察し、病状に応 じ、治療上必要最小限の使用にとどめること。なお、長 期の使 完全なドキュメントを読む