国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
フレカイニド酢酸塩
エーザイ株式会社
Flecainide acetate
白色の細粒剤
内服剤
心筋のナトリウムチャネルを抑制し、心臓の興奮伝導を遅らせることにより、頻脈性の不整脈を抑えます。
通常、発作性心房細動・粗動や心室性の頻脈性不整脈の治療に用いられます。
英語の製品名 Tambocor Fine Granules10%; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2015 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:タンボコール細粒 10% 主成分: フレカイニド酢酸塩 (Flecainide acetate) 剤形: 白色の細粒剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 心筋のナトリウムチャネルを抑制し、心臓の興奮伝導を遅らせることにより、頻脈性の不整脈を抑えま す。 通常、発作性心房細動・粗動や心室性の頻脈性不整脈の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。うっ血性心不全、房室ブ ロック、洞房ブロック、心筋梗塞後の不整脈、心筋梗塞、弁膜症、心筋症、肝機能障害、腎機能障害が ある。リトナビル(ノービア)、ミラベグロン(ベタニス)またはテラプレビル(テラビック)を飲 んでいる。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・発作性心房細動・粗動:通常、成人は 1 日 1g (主成分として 100mg )から服用を開始し、効果が不十 分な場合は 2g ( 200mg )まで増量し、 1 日 2 回に分けて服用します。なお、年齢・症 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 うっ血性心不全のある患者[本剤は陰性変力作用を有し、 心不全症状を更に悪化させることがある。] 2.2 高度の房室ブロック、高度の洞房ブロックのある患者 [本剤は房室伝導、洞房伝導を抑制する作用を有し、刺激 伝導を更に悪化させることがある。][9.1.2参照] 2.3 心筋梗塞後の無症候性心室性期外収縮あるいは非持続型 心室頻拍のある患者[突然死に関する臨床試験(CAST) の結果、このような患者では本剤投与により死亡率が増加 するとの報告がある。][15.1参照] 2.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 2.5 リトナビルを投与中の患者[10.1参照] 2.6 ミラベグロンを投与中の患者[10.1参照] 2.7 テラプレビルを投与中の患者[10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 タンボコール錠 50mg タンボコール錠 100mg タンボコール細粒 10% 有効成分 1錠中 フレカイニド酢酸 塩50mg 1錠中 フレカイニド酢酸 塩100mg 1g中 フレカイニド酢酸 塩100mg 添加剤 クロスカルメロー スナトリウム、結 晶セルロース、硬 化油、ステアリン 酸マグネシウム、 部分アルファー化 デンプン クロスカルメロー スナトリウム、結 晶セルロース、硬 化油、ステアリン 酸マグネシウム、 部分アルファー化 デンプン カラギーナン、軽 質無水ケイ酸、ス クラロース、ヒド ロキシプロピルセ ルロース、D-マ ンニトール 3.2 製剤の性状 販売名 タンボコール錠 50mg タンボコール錠 100mg タンボコール細粒 10% 剤形 素錠 素錠 細粒剤 識別コード 237 238 外形 表 裏 側面 直径(mm) 7.1 8.6 質量(mg) 132 264 厚さ(mm) 3.3 4.5 色 白 色 白 色 白 色 4. 効能又は効果 下記の状態で他の抗不整 完全なドキュメントを読む