国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ピペリドレート塩酸塩
キッセイ薬品工業株式会社
Piperidolate hydrochloride
白色の錠剤、直径7.2mm、厚さ3.8mm
内服剤
消化器平滑筋の収縮を抑制し、消化管の痙攣による痛みをやわらげます。
また、子宮平滑筋の異常収縮を抑えることにより、下腹部の張った感じや痛みなどを改善します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキネジーの痙攣性疼痛、および切迫流・早産の諸症状の改善に用いられます。
英語の製品名 DACTIL Tab. 50mg; シート記載: ダクチル50mg、DC、DACTIL、平滑筋収縮緩和剤
くすりのしおり 内服剤 2023 年 07 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ダクチル錠 50MG 主成分: ピペリドレート塩酸塩 (Piperidolate hydrochloride) 剤形: 白色の錠剤、直径 7.2mm 、厚さ 3.8mm シート記載など: ダクチル 50mg 、 DC 、 DACTIL 、平滑筋収縮緩和剤 この薬の作用と効果について 消化器平滑筋の収縮を抑制し、消化管の痙攣による痛みをやわらげます。 また、子宮平滑筋の異常収縮を抑えることにより、下腹部の張った感じや痛みなどを改善します。 通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキネジーの痙攣性疼痛、および切迫 流・早産の諸症状の改善に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大、心 疾患、麻痺性イレウス、不整脈、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症がある。高温環境にある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 3 ~ 4 錠(主成分として 150 ~ 200mg )を 3 ~ 4 回に分けて服用しますが、年齢・症 状により適宜増減されま 完全なドキュメントを読む
2023年7月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 871249 承認番号 21700AMX00145000 販売開始 1975年10月 貯 法:室温保存 有効期間:3年 平滑筋収縮緩和剤 ピペリドレート塩酸塩錠 劇薬 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、 症状を悪化させることがある。] 2.1 前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状が増悪するおそ れがある。] 2.2 重篤な心疾患のある患者[症状が増悪するおそれがある。] 2.3 麻痺性イレウスの患者[症状が増悪するおそれがある。] 2.4 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者 2.5 3.組成・性状 3.1 組成 有効成分 1錠中ピペリドレート塩酸塩50mg 添加剤 乳糖水和物、結晶セルロース、ヒドロキシプロピ ルセルロース、カルメロースカルシウム、ステア リン酸カルシウム、ヒプロメロース、マクロゴー ル、タルク 3.2 製剤の性状 剤形 フィルムコート錠 色調 白色 外形:表面 外形:裏面 外形:側面 直径 7.2mm 厚さ 約3.8mm 質量 約0.13g 識別コード 4.効能又は効果 下記疾患における痙攣性疼痛 〇 胃・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキ ネジー 切迫流・早産における諸症状の改善 〇 6.用法及び用量 ピペリドレート塩酸塩として、通常成人1日150~200mgを3~4回 に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 8.重要な基本的注意 散瞳、めまい等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には 自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること。 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 開放隅角緑内障の患者 9.1.1 抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させること 完全なドキュメントを読む