国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ダルテパリンナトリウム
沢井製薬株式会社
Dalteparin sodium
注射剤
注射剤
血液透析をおこなうときに、回路内の血液が固まるのを防止します。
通常、血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2012 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ダルテパリン NA 静注 5000 単位/5ML「サワイ」[血液透 析] 主成分: ダルテパリンナトリウム (Dalteparin sodium) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液透析をおこなうときに、回路内の血液が固まるのを防止します。 通常、血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血症状〔汎発性血管内 血液凝固症( DIC )を除く〕、ヘパリン起因性血小板減少症の既往歴、肝障害またはその既往歴 ・妊娠中または授乳中、妊娠している可能性がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、血液透析開始時に回路内に注入し、開始後も持続的に注入します。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、かゆみ、発熱、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の 医師または薬剤師に相談してください。 まれに下記 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 容 量 1バイアル5mL 有効成分 [1バイアル中] ダルテパリンナトリウム 5,000低分子ヘパリン国際単位(抗第Xa因子活性) 添加剤 塩化ナトリウム pH調節剤 成分のダルテパリンナトリウムはブタの小腸粘膜に由来する。 3.2 製剤の性状 剤形・性状 無色澄明の注射液 pH 5.0~7.5 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 約1 4. 効能又は効果 ○血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析) ○汎発性血管内血液凝固症(DIC) 6. 用法及び用量 〈血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)〉 本剤を直接又は生理食塩液により希釈して投与する。 ・出血性病変又は出血傾向を有しない患者の場合 通常、成人には体外循環開始時、ダルテパリンナトリウムと して15~20国際単位/kgを回路内に単回投与し、体外循環開 始後は毎時7.5~10国際単位/kgを抗凝固薬注入ラインより 持続注入する。 ・出血性病変又は出血傾向を有する患者の場合 通常、成人には体外循環開始時、ダルテパリンナトリウムとし て10~15国際単位/kgを回路内に単回投与し、体外循環開始後 は毎時7.5国際単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する。 〈汎発性血管内血液凝固症(DIC)〉 通常、成人にはダルテパリンナトリウムとして1日量75国際単 位/kgを24時間かけて静脈内に持続投与する。 なお、症状に応じ適宜増減する。 8. 重要な基本的注意 8.1 脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により、穿刺 部位に血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれ がある。 併用する場合には神経障害の徴候及び症状につ 完全なドキュメントを読む