国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ダントロレンナトリウム水和物
株式会社オーファンパシフィック
Dantrolene sodium hydrate
だいだい色/淡かっ色のカプセル剤、全長15.7mm
内服剤
骨格筋の収縮を抑えることにより、筋肉のこわばり・麻ひなどを和らげる薬です。また、骨格筋や中枢神経のカルシウムイオン濃度を抑え神経伝達物質のバランスを補正します。
通常、全身こむら返り病や脳血管障害などに伴う痙性麻ひの治療に用いられます。また、悪性症候群(高熱が出る、筋肉がけいれんする、意識がもうろうとする)の治療に使用します。
英語の製品名 Dantrium Capsules 25mg; シート記載: (表)ダントリウム25、社マーク、25mg、(裏)ダントリウム25mg、社マーク
くすりのしおり 内服剤 2023 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ダントリウムカプセル 25MG 主成分: ダントロレンナトリウム水和物 (Dantrolene sodium hydrate) 剤形: だいだい色 / 淡かっ色のカプセル剤、全長 15.7mm シート記載など: (表)ダントリウム 25 、社マーク、 25mg 、(裏)ダントリウ ム 25mg 、社マーク この薬の作用と効果について 骨格筋の収縮を抑えることにより、筋肉のこわばり・麻ひなどを和らげる薬です。また、骨格筋や中枢神 経のカルシウムイオン濃度を抑え神経伝達物質のバランスを補正します。 通常、全身こむら返り病や脳血管障害などに伴う痙性麻ひの治療に用いられます。また、悪性症候群(高 熱が出る、筋肉がけいれんする、意識がもうろうとする)の治療に使用します。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞性肺疾患、心疾患、 筋無力症状がある、肝疾患がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・痙性麻痺および全身こむら返り病:通常、成人は 1 日 1 回 1 カプセル(主 完全なドキュメントを読む
(1) 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 閉塞性肺疾患あるいは心疾患により、著しい心肺機能低下の みられる患者[本剤の筋弛緩作用により、症状が悪化するお それがある。] 2.2 筋無力症状のある患者[本剤の筋弛緩作用により、症状が悪 化するおそれがある。] 2.3 肝疾患のある患者[9.3.1 参照] 2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 有 効 成 分 1 カプセル中日局 ダントロレンナトリウム 水和物 25mg 添 加 剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、タルク、 ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナ トリウム、赤色 3 号、黄色 5 号、ゼラチン 3.2 製剤の性状 剤 形 硬カプセル剤 色 キャップ・ボディ:だいだい色・うすいかっ色 内容物:だいだい色の粉末 識別コード ― 外形・大きさ 号数: 3 号 総重量:約290mg、内容物:約235mg 4. 効能又は効果 ○下記疾患に伴う痙性麻痺 脳血管障害後遺症、脳性麻痺、外傷後遺症(頭部外傷、脊髄損 傷)、頸部脊椎症、後縦靭帯骨化症、脊髄小脳変性症、痙性脊 髄麻痺、脊髄炎、脊髄症、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、 スモン(SMON)、潜水病 ○全身こむら返り病 ○悪性症候群 6. 用法及び用量 〈痙性麻痺及び全身こむら返り病〉 通常、成人にはダントロレンナトリウム水和物として 1 日 1 回 25mgより投与を始め、 1 週毎に25mgずつ増量し( 1 日 2 〜 3 回 に分割投与)維持量を決定する。ただし、 1 日最高投与量は 150mgとし 3 回に分割投与する。 〈悪性症候群〉 ダントロレンナトリウム水和物注射剤の静脈内投与後、継続投与 が必要で経口投与が可能な場合、通常、成人にはダントロレンナ トリウム水和物として 1 回2 完全なドキュメントを読む