国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イミペネム水和物; シラスタチンナトリウム
沢井製薬株式会社
Imipenem hydrate; Cilastatin sodium
注射剤
注射剤
カルバペネム系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより殺菌作用を示します。
通常、敗血症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2015 年 11 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:チエクール点滴用 0.5G 主成分: イミペネム水和物 (Imipenem hydrate) シラスタチンナトリウム (Cilastatin sodium) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について カルバペネム系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより殺菌作用を示します。 通常、敗血症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられ ます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ショックの既往歴 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 2 ~ 3 回、点滴で静脈内に注射します。通常、小児は 1 日 3 ~ 4 回、点滴で静脈内に注 射します。 ・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、発疹、かゆみ、発熱、蕁麻疹、潮紅、紅斑、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、食欲不振な どが報告されていま 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[9.1.1参照] 2.2 バルプロ酸ナトリウム投与中の患者[10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 [1バイアル中] 日局イミペネム水和物 0.5g(力価) 日局シラスタチンナトリウム 0.53g (シラスタチンとして0.5g) 添加剤 炭酸水素ナトリウム 3.2 製剤の性状 剤形・性状 白色~淡黄白色の粉末 用時溶解して用いる注射剤 pH 6.5~8.0 [0.5g(力価)/100mL生理食塩液] 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 約1 [0.5g(力価)/100mL生理食塩液] 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 イミペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、 腸球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エン テロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モ ルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモ ナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、アシネトバク ター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プ レボテラ属 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感 染、骨髄炎、関節炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢 性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性 症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン 腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、角膜炎 (角膜潰瘍を含む)、眼内炎(全眼球炎を含む) 5. 効能又は効果に関連する注意 〈急性気管支炎〉 「抗微生物薬適正使用の手引き」 1) を参照し、抗菌薬投与の必要 性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与 すること。 6 完全なドキュメントを読む