国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
テイコプラニン
共創未来ファーマ株式会社
Teicoplanin
注射剤
注射剤
感染症の治療に用いるグリコペプチド系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染の治療に用いられます。
英語の製品名 TEICOPLANIN for Intravenous Infusion 200mg "F"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2019 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:テイコプラニン点滴静注用 200MG「F」 主成分: テイコプラニン (Teicoplanin) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 感染症の治療に用いるグリコペプチド系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作 用を示します。 通常、敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、膿胸、 慢性呼吸器病変の二次感染の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。難聴、腎障害、肝障害が ある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は初日 1 日 2 回、以後 1 日 1 回 30 分以上かけて点滴で静脈内に注射します。乳児、幼児ま たは小児は 12 時間間隔で 3 回、以後 24 時間ごとに、新生児(低出生体重児を含む)は 24 時間ごと に、いずれも 30 分以上かけて点滴で静脈内に注射します。 ・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。 生 完全なドキュメントを読む
−1− 2023年11月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 876119 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 テイコプラニン点滴静注用200mg「F」 有効成分 1バイアル中 日局テイコプラニン 200mg(力価) 添加剤 等張化剤、pH調節剤 3.2 製剤の性状 販売名 テイコプラニン点滴静注用200mg「F」 色調・性状 白色〜淡黄色の容易に崩れる塊又は粉末 (凍結乾燥製剤) pH 7.2〜7.8 [200mg(力価)/3mL注射用水] 浸透圧比 約1[200mg(力価)/3mL注射用水] (生理食塩液に対する比) 剤形 注射剤(バイアル) 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 本剤に感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) 〈適応症〉 敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創 等の二次感染、肺炎、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染 5. 効能又は効果に関連する注意 本剤はメチシリン耐性の黄色ブドウ球菌感染症に対してのみ有用 性が認められている。 6. 用法及び用量 通常、成人にはテイコプラニンとして初日400mg(力価)又は 800mg(力価)を2回に分け、以後1日1回200mg(力価)又は 400mg(力価)を30分以上かけて点滴静注する。敗血症には、 初日800mg(力価)を2回に分け、以後1日1回400mg(力価) を30分以上かけて点滴静注する。 通常、乳児、幼児又は小児にはテイコプラニンとして10mg(力 価)/kgを12時間間隔で3回、以後6〜10mg(力価)/kg(敗血 症などの重症感染症では10mg(力価)/kg)を24時間毎に30分 以上かけて点滴静注する。また、新生児(低出生体重児を含む) にはテイコプラニンとして初回のみ16mg(力価)/kgを、以後 8mg(力価)/kgを24時間毎に30分以上かけて点滴 完全なドキュメントを読む