国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
デスモプレシン酢酸塩水和物
フェリング・ファーマ株式会社
Desmopressin acetate hydrate
注射剤
注射剤
血液を固める因子に作用して、止血します。
通常、軽症・中等症血友病A(第VIII因子凝固活性が2%以上)、TypeI・TypeIIAのvon Willebrand病の自然発生性出血、外傷性出血および抜歯時、手術時出血の止血管理に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: デスモプレシン静注4μg「フェリング」
くすりのしおり 注射剤 2021 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:デスモプレシン静注 4ΜG「フェリング」 主成分: デスモプレシン酢酸塩水和物 (Desmopressin acetate hydrate) 剤形: 注射剤 シート記載など: デスモプレシン静注 4μg 「フェリング」 この薬の作用と効果について 血液を固める因子に作用して、止血します。 通常、軽症・中等症血友病 A (第 VIII 因子凝固活性が 2% 以上)、 TypeI ・ TypeIIA の von Willebrand 病の自然発生性出血、外傷性出血および抜歯時、手術時出血の止血管理に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高血圧、動脈硬化症、冠 動脈血栓症、狭心症、妊娠中毒症、慢性腎障害、下垂体前葉不全がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、ゆっくりと静脈内に注射します。 ・手術前に注射する場合は、予定される外科的処置の 30 分前にゆっくりと静脈内に注射します。 生活上の注意 ・水分の摂りすぎには十分に注意してください。 この薬を使ったあと気をつけていただ 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 本剤は、1管1mL中に次の成分を含有する。 販売名 デスモプレシン静注4µg「フェリング」 有効成分 デスモプレシン酢酸塩水和物 4µg 添加剤 クロロブタノール 5mg 塩化ナトリウム、pH調整剤 3.2 製剤の性状 販売名 デスモプレシン静注4µg「フェリング」 外観 無色澄明の液 規格pH域 3.5~5.0 浸透圧比 約1 4. 効能又は効果 下記疾患の自然発生性出血、外傷性出血および抜歯時、手 術時出血の止血管理 ○軽症・中等症血友病A(第Ⅷ因子凝固活性が2%以上の患者) ○TYPEⅠ・TYPEⅡAのVON WILLEBRAND病 5. 効能又は効果に関連する注意 本剤は、血液凝固因子を直接体内へ補充する血液製剤とは 異なり、単回投与して体内に生産・貯蔵されている第Ⅷ因 子及びvon Willebrand因子を血中に放出させて止血をもた らすものである。 したがって、これらの因子を全く欠く患者及び本剤を投与 してもこれら因子の明らかな活性増加が期待できない患者 へは使用しないこと。 6. 用法及び用量 ・通常、デスモプレシン酢酸塩水和物として血友病Aは0.2~ 0.4µg/kgを、von Willebrand病は0.4µg/kgを生理食塩液 約20mLに希釈し、10~20分かけて緩徐に静脈内投与する。 ・本剤を術前に投与する場合は、予定される外科的処置の 30分前に上記と同様の方法で静脈内投与する。 7. 用法及び用量に関連する注意 本剤は短期の止血に用いられるものであり、原則として反 復、継続して使用しないこと。やむを得ず24時間以内に反 復投与する場合は、反応性が減弱することがあるので、患 者の反応性を十分観察すること。 8. 重要な基本的注意 8.1 本剤の投 完全なドキュメントを読む