国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
バトロキソビン
日本ケミファ株式会社
Batroxobin
注射剤
注射剤
血液中のフィブリノゲンを低下させ、血液の流れをよくすることにより手足の潰瘍(かいよう)や痛みを改善します。
通常、慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)に伴う虚血性諸症状、振動病における末梢循環障害、突然発生する難聴の改善に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2012 年 05 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:デフィブラーゼ点滴静注液 10 単位 主成分: バトロキソビン (Batroxobin) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液中のフィブリノゲンを低下させ、血液の流れをよくすることにより手足の潰瘍(かいよう)や痛み を改善します。 通常、慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)に伴う虚血性諸症状、振動病における末梢循 環障害、突然発生する難聴の改善に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(血小板減 少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の凝固障害、月経期間中、消化管潰瘍、尿路出 血、喀血、流早産・分娩直後など性器出血を伴う産褥婦、頭蓋内出血の疑いがあるなど)、手術直後で ある、出血しやすい。肝臓や腎臓が悪い。消化管潰瘍になったことがある。脳血管障害後遺症がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日おきに 1 回、 1 時間 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 出血している患者(血小板減少性紫斑病、血管障害による 出血傾向、血友病その他の凝固障害、月経期間中、手術時、 消化管潰瘍、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後等性器出血 を伴う妊婦・産褥婦、頭蓋内出血の疑いのある患者等)[止血 が困難になるおそれがある。] 2.2 手術直後の患者[止血が困難になるおそれがある。] 2.3 出血する可能性のある患者(内臓腫瘍、消化管の憩室炎、 大腸炎、亜急性細菌性心内膜炎、重症高血圧症、重症糖尿病 の患者等)[出血するおそれがある。] 2.4 重篤な肝障害・腎障害のある患者[9.2.1、 9.3.1 参照] 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 デフィブラーゼ点滴静注液 10 単位 有効成分 1 アンプル(1mL)中 10 バトロキソビン単位 添加剤 クロロブタノール 3.0mg、ゼラチン加水分解物 1.0μL、塩 化ナトリウム、pH 調整剤 バトロキソビンはヘビの毒液に由来する。 ゼラチン加水分解物はブタの骨及び皮膚に由来する。 バトロキソビン単位(Batroxobin Unit、以下 BU と略)とは、バ トロキソビンの酵素活性量を表す単位で、37℃で、標準ヒトクエ ン酸加血漿 0.3mL に、バトロキソビン溶液 0.1mL を加えるとき、 19.0±0.2 秒で凝固する活性量を 2BU とする。 3.2 製剤の性状 販売名 デフィブラーゼ点滴静注液 10 単位 性状 無色澄明な液 pH 4.8~6.0 浸透圧比 約 1(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 ○慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)に伴う虚 血性諸症状の改善 ○振動病における末梢循環障害の改善 ○突発性難聴における聴力の回復並びに自覚症状の改善 6. 用法及び用量 通 完全なドキュメントを読む