国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
トスフロキサシントシル酸塩水和物
辰巳化学株式会社
Tosufloxacin tosilate hydrate
淡赤色の細粒
内服剤
ニューキノロン系の抗菌剤で、細菌のDNA複製を阻害することにより殺菌的に作用します。
通常、肺炎、コレラ、中耳炎、炭疽の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用15%「TCK」、75mg/1包(0.5g)、抗菌剤
くすりのしおり 内服剤 2016 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用 15%「TCK」 主成分: トスフロキサシントシル酸塩水和物 (Tosufloxacin tosilate hydrate) 剤形: 淡赤色の細粒 シート記載など: トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用 15% 「 TCK 」、 75mg/1 包( 0.5g )、抗菌剤 この薬の作用と効果について ニューキノロン系の抗菌剤で、細菌の DNA 複製を阻害することにより殺菌的に作用します。 通常、肺炎、コレラ、中耳炎、炭疽の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。てんかんなどの痙攣性疾 患またはこれらの既往歴、腎障害、重症筋無力症がある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、小児は 1 回体重 1kg あたり 0.04g (主成分として 6mg )を 1 日 2 回服用します。ただし、 1 回 1.2g ( 180mg )、 1 日 2.4g ( 360mg )が上限とされています。必ず指示された服用方法に従ってく ださい。 ・飲み忘れた場合は、気がついたときに 完全なドキュメントを読む
− 1 − 2024 年 2 月改訂(第 1 版) 日本標準商品分類番号 876241 承認番号 22800AMX00325000 販売開始 2016 年 6 月 ニューキノロン系経口抗菌製剤 トスフロキサシントシル酸塩水和物細粒 TOSUFLOXACIN TOSILATE Fine Granules for Pediatric「TCK」 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 〈効能共通〉 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 〈肺炎、中耳炎〉 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5.1 ,9.5.2 参 照] 3.組成・性状 3.1 組成 販売名 トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用 15%「TCK」 有効成分 1g 中 トスフロキサシントシル酸塩水和物(日局) 150mg (トスフロキサシンとして 102mg) 添加剤 精製白糖、L-アスパラギン酸、アスパルテーム(L-フェ ニルアラニン化合物)、ポリビニルアルコール・アク リル酸・メタクリル酸メチル共重合体、三二酸化鉄、 含水二酸化ケイ素、香料 3.2 製剤の性状 色・性状 淡赤色・細粒 4.効能又は効果 〈適応菌種〉 トスフロキサシンに感性の肺炎球菌(ペニシリン耐性肺炎球菌 を含む)、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、 コレラ菌、インフルエンザ菌、肺炎マイコプラズマ(マイコプ ラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 肺炎、コレラ、中耳炎、炭疽 5.効能又は効果に関連する注意 〈効能共通〉 5.1 本剤の使用に際しては、他の経口抗菌薬による治療効果が期 待できない症例に使用すること。 5.2 関節障害が発現するおそれがあるので、本剤の使用に際して は、リスクとベネフィットを考慮すること。 [8.2 ,9.7.2 ,15.1 ,15.2 参照] 〈肺炎〉 5.3 肺炎球菌(ペニシリン G に対する MIC ≧ 4μg/mL)に対す る本剤の使用経験はない(CLSI 法)。 5.4 インフルエ 完全なドキュメントを読む