国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
トレプロスチニル
持田製薬株式会社
Treprostinil
無色澄明の吸入液剤(プラスチックアンプル入り)
外用剤
肺の血管を拡げることにより肺動脈の血圧を下げ、血液を流れやすくします。また、同時に肺の血管内で血液が固まりにくくすることにより、血管が詰まらないようにします。
通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。
英語の製品名 TREPROST Inhalation Solution 1.74mg; シート記載: トレプロスト吸入液1.74mg
くすりのしおり 外用剤 2023 年 05 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:トレプロスト吸入液 1.74MG 主成分: トレプロスチニル (Treprostinil) 剤形: 無色澄明の吸入液剤(プラスチックアンプル入り) シート記載など: トレプロスト吸入液 1.74mg この薬の作用と効果について 肺の血管を拡げることにより肺動脈の血圧を下げ、血液を流れやすくします。また、同時に肺の血管内で 血液が固まりにくくすることにより、血管が詰まらないようにします。 通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肺の血管抵抗が上昇して いる、肺静脈閉塞性疾患、出血傾向、低血圧、肝機能障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 4 回、専用の吸入器( TD-300/J ネブライザ)を用いて吸入します。吸入間隔は約 4 時間あけます。吸入器の正しい使用方法について指導を受けてください。 1 回あたり 3 吸入(主成分として 18μg )から開始し、副作用などを確認した上で 完全なドキュメントを読む
2024年4月改訂(第3版) * * 2023年3月改訂(第2版) * 日本標準商品分類番号 87219 承認番号 30400AMX00453000 販売開始 2023年5月 貯 法:室温保存 有効期間:36箇月 プロスタグランジンI 2 誘導体製剤 トレプロスチニル 注)注意-医師等の処方箋により使用すること N4 劇薬 処方箋医薬品 注) 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 1アンプル中 トレプロスチニル 1.74mg 添加剤 塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、 水酸化ナトリウム、pH調節剤 3.2 製剤の性状 性状 無色澄明の吸入液剤(無菌製剤) pH 6.2~6.6 4. 効能又は効果 肺動脈性肺高血圧症 5. 効能又は効果に関連する注意 本剤の使用にあたっては、最新の治療ガイドラインを参考に 投与の要否を検討すること。 5.1 WHO機能分類クラスⅠにおける有効性及び安全性は確立し ていない。 5.2 特発性肺動脈性肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び 結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧 症における有効性及び安全性は確立していない。 5.3 6. 用法及び用量 通常、成人には、1日4回ネブライザを用いて吸入投与する。1 回3吸入(トレプロスチニルとして18µg)から投与を開始し、 忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で、1回3吸入ずつ、最 大9吸入(トレプロスチニルとして54µg)まで漸増する。3吸 入の増量に対して忍容性に懸念がある場合は、増量幅を1又は2 吸入としてもよい。忍容性がない場合は減量し、1回最小量は1 吸入とすること。 7. 用法及び用量に関連する注意 吸入間隔は約4時間あけること。 7.1 本剤の吸入にはTD-300/Jネブライザを使用すること。[14.1 完全なドキュメントを読む