国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
バラシクロビル塩酸塩
サンド株式会社
Valaciclovir hydrochloride
白色〜微黄白色の顆粒剤
内服剤
ウイルスDNAの複製を阻害することによりウイルスの増殖を抑えます。
通常、単純疱疹、帯状疱疹、水痘の治療や、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症、性器ヘルペスの再発を抑えるために用いられます。
英語の製品名 Valaciclovir Granules 50% "SPKK"; シート記載: 瓶入
くすりのしおり 内服剤 2021 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : バラシクロビル顆粒 50% 「 SPKK 」 主成分 : バラシクロビル塩酸塩 (Valaciclovir hydrochloride) 剤形 : 白色~微黄白色の顆粒剤 シート記載など : 瓶入 この薬の作用と効果について ウイルス DNA の複製を阻害することによりウイルスの増殖を抑えます。 通常、単純疱疹、帯状疱疹、水痘の治療や、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純 疱疹)の発症、性器ヘルペスの再発を抑えるために用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓が悪い、あるいは透 析を受けている。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・ [ 成人 ] 単純疱疹:通常、成人は 1 回 1g (バラシクロビルとして 500mg )を 1 日 2 回服用します。 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:通常、成人は 1 回 1g ( 500mg )を 1 日 2 回造血幹細胞移植施行 7 日前より施行後 35 日まで服用します。 帯状疱疹:通常、成人は 1 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分あるいはアシクロビルに対し過敏症の既往歴 のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 バラシクロビル顆粒 50%「SPKK」 有効成分 1g 中 日局バラシクロビル塩酸塩 556mg (バラシクロビルとして 500mg) 添加剤 結晶セルロース(粒)、ポビドン、アクリル酸エチル・メタ クリル酸メチルコポリマー、ポリオキシエチレンノニルフ ェニルエーテル、ヒドロキシプロピルセルロース、タルク、 軽質無水ケイ酸 3.2 製剤の性状 販売名 バラシクロビル顆粒 50%「SPKK」 剤形・性状 白色~微黄白色の顆粒剤である。においはないか、わずか に特異なにおいがある。 4. 効能又は効果 ○単純疱疹 ○造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単 純疱疹)の発症抑制 ○帯状疱疹 ○水痘 ○性器ヘルペスの再発抑制 5. 効能又は効果に関連する注意 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 5.1 本剤の投与により、セックスパートナーへの感染を抑制す ることが認められている。ただし、本剤投与中もセックスパ ートナーへの感染リスクがあるため、コンドームの使用等が 推奨される。[17.3 参照] 5.2 性器ヘルペスの発症を繰り返す患者(免疫正常患者におい ては、おおむね年 6 回以上の頻度で再発する者)に対して投 与すること。[17.1.8、 17.1.9 参照] 6. 用法及び用量 [成人] 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 2 回 経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱 疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして 1 回 500mg を 1 日 2 回 造血幹細胞移植施行 7 日前より施行後 35 日まで経口投与す る。 〈帯状 完全なドキュメントを読む