国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ビソプロロールフマル酸塩
日新製薬株式会社
Bisoprolol fumarate
白色の割線入り錠剤、直径6.0mm、厚さ2.6mm
内服剤
交感神経の興奮を心臓に伝えるβ1受容体を遮断し、心臓の過剰な働きをゆるやかにすることにより、抗心不全作用を示します。
通常、虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全(アンジオテンシン変換酵素阻害薬またはアンジオテンシンII受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤などの基礎治療を受けている患者)の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: (表)ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg「日新」、ビソプロロール、0.625mg、NS211、(裏)Bisoprolol Fumarate Tab.0.625mg“NISSIN”、ビソプロロールフマル酸塩「日新」、0.625mg
くすりのしおり 内服剤 2020 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ビソプロロールフマル酸塩錠 0.625MG 「日新」 主成分 : ビソプロロールフマル酸塩 (Bisoprolol fumarate) 剤形 : 白色の割線入り錠剤、直径 6.0mm 、厚さ 2.6mm シート記載など : (表)ビソプロロールフマル酸塩錠 0.625mg 「日新」、ビソプ ロロール、 0.625mg 、 NS211 、(裏) Bisoprolol Fumarate Tab.0.625mg“NISSIN” 、ビソプロロールフマル酸塩「日 新」、 0.625mg この薬の作用と効果について 交感神経の興奮を心臓に伝える β 1 受容体を遮断し、心臓の過剰な働きをゆるやかにすることにより、抗心 不全作用を示します。 通常、虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全(アンジオテンシン変換酵素阻害薬またはア ンジオテンシン II 受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤などの基礎治療を受けている患者)の治療に用 いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。徐脈、房室ブロック、洞 房ブロック、洞不全症候群、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、心原性ショック、肺高 血圧による右心不全、非代償性の心不全、末梢循環障害、未治療の褐色細胞腫がある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使 完全なドキュメントを読む
-1- *2024年4月改訂(第2版) 2024年1月改訂(第1版) 貯 法:室温保存 有効期間:3年 処方箋医薬品 注) 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 1. 警告 〈慢性心不全〉 1.1 慢性心不全治療の経験が十分にある医師のもとで使用するこ と。 1.2 投与初期及び増量時に症状が悪化することに注意し、慎重に 用量調節を行うこと。[7.4、8.5-8.8、15.1.2 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)、 洞房ブロック、洞不全症候群のある患者[症状を悪化させるお それがある。][ 11.1.1 参照] 2.2 糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者 [アシドーシスに基づく心収縮力の抑制を増強させるおそれが ある。] 2.3 心原性ショックのある患者[心機能が抑制され、症状を悪化 させるおそれがある。] 2.4 肺高血圧による右心不全のある患者[心機能が抑制され、症 状を悪化させるおそれがある。] 2.5 強心薬又は血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全患 者[心収縮力抑制作用により、心不全が悪化するおそれがある。] 2.6 非代償性の心不全患者[心収縮力抑制作用により、心不全が 悪化するおそれがある。] 2.7 重度の末梢循環障害のある患者(壊疽等)[末梢血管の拡張を 抑制し、症状を悪化させるおそれがある。] 2.8 未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者[7.1、 9.1.9 参照] 2.9 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ビソプロロール フマル酸塩錠 0.625mg「日新」 ビソプロロール フマル酸塩錠 2.5mg「日新」 ビソプロロール フマル酸塩錠 5mg「日新」 有効成分 1錠中 日本 完全なドキュメントを読む