国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ビメキズマブ
ユーシービージャパン株式会社
遺伝子組換え
注射剤
自己注射剤
乾癬の主要な原因物質の一つと考えられているIL(インターロイキン)-17Aおよび17Fの働きを抑えることにより、症状を改善します。
通常、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎の治療に用いられます。
英語の製品名 Bimzelx Autoinjector 160mg for S.C injection; シート記載:
くすりのしおり 自己注射剤 2023 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ビンゼレックス皮下注 160MG オートインジェクター 主成分 : ビメキズマブ(遺伝子組換え) (Bimekizumab(genetical recombination) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 乾癬の主要な原因物質の一つと考えられている IL (インターロイキン) -17A および 17F の働きを抑える ことにより、症状を改善します。 通常、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、 X 線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症またはその疑いが ある。活動性結核がある、結核の既往またはその疑いがある、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸 炎)がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症:通常、成人は 1 回にオートインジェクター 2 本(主成分とし て 320mg )を初回から 16 週後 完全なドキュメントを読む
−1− 1.警告 1.1 本剤は結核等の感染症を含む緊急時に十分に対 応できる医療施設において、本剤についての十分 な知識と適応疾患の治療に十分な知識・経験をも つ医師のもとで、本剤による治療の有益性が危険 性を上回ると判断される症例のみに使用すること。 本剤は感染症のリスクを増大させる可能性があ り、また結核の既往歴を有する患者では結核を活 動化させる可能性がある。また、本剤との関連性 は明らかではないが、悪性腫瘍の発現が報告され ている。治療開始に先立ち、本剤が疾病を完治さ せる薬剤でないことも含め、本剤の有効性及び危 険性を患者に十分説明し、患者が理解したことを 確認した上で治療を開始すること。[2.2、8.1、8.2、 8.4、9.1.1、9.1.2、11.1.1、15.1.2 参照] 1.2 重篤な感染症 ウイルス、細菌及び真菌等による重篤な感染症が 報告されているため、十分な観察を行うなど感染 症の発症に注意し、本剤投与後に感染の徴候又は 症状があらわれた場合には、直ちに担当医に連絡 するよう患者を指導すること。[2.1、8.1、9.1.1、 11.1.1 参照] 1.3 本剤の治療を開始する前に、適応疾患の既存治 療の適用を十分に勘案すること。[5.1‑5.4 参照] 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な感染症の患者[症状を悪化させるおそれ がある。][1.2、8.1、9.1.1、11.1.1 参照] 2.2 活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれが ある。][1.1、8.2、9.1.2 参照] 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 ビンゼレックス皮下注 160mgシリンジ ビンゼレックス皮下注 160mgオートインジェクター 有効 完全なドキュメントを読む