国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ピレノキシン
参天製薬株式会社
Pirenoxine
振り混ぜるとき、だいだい色に懸濁の点眼剤、5mL、(容器)明るい橙色、(キャップ)白色
外用剤
水晶体の水溶性蛋白にキノン体が結合するのを競合的に阻害し、水晶体蛋白の変性を防止することにより、水晶体が白く濁るのを抑えます。
通常、初期老人性白内障の進行抑制に用いられます。
英語の製品名 Pirenoxine ophthalmic suspension 0.005% "Santen"; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2023 年 08 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ピレノキシン懸濁性点眼液 0.005% 「参天」 主成分 : ピレノキシン (Pirenoxine) 剤形 : 振り混ぜるとき、だいだい色に懸濁の点眼剤、 5mL 、(容器)明るい橙色、 (キャップ)白色 シート記載など : この薬の作用と効果について 水晶体の水溶性蛋白にキノン体が結合するのを競合的に阻害し、水晶体蛋白の変性を防止することによ り、水晶体が白く濁るのを抑えます。 通常、初期老人性白内障の進行抑制に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。コンタクトレンズを使っ ている。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・用時よく振り混ぜたのち、通常、 1 回 1 ~ 2 滴を 1 日 3 ~ 5 回点眼します。必ず指示された使用方法に 従ってください。 ・まず手をせっけんと流水でよく洗います。点眼瓶をよく振ってからキャップをはずし、下まぶたを軽く 下にひき、点眼します。このとき、容器の先がまぶたやまつ毛、目に触れないよう注 完全なドキュメントを読む
3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ピレノキシン懸濁性点眼液0.005%「参天」 有効成分 1mL中 ピレノキシン 0.05mg 添加剤 濃グリセリン、ベンザルコニウム塩化物、ポ リオキシエチレン硬化ヒマシ油60、エデト酸 ナトリウム水和物、pH調節剤 3.2 製剤の性状 販売名 ピレノキシン懸濁性点眼液0.005%「参天」 pH 3.4~4.0 浸透圧比 0.9~1.2 性 状 振り混ぜるとき、だいだい色に懸濁。無菌水 性懸濁点眼剤 4. 効能・効果 初期老人性白内障 6. 用法・用量 用時よく振り混ぜたのち、1回1~2滴を1日3~5回点眼する。 11. 副作用 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を 行うこと。 11.2 その他の副作用 頻度不明 過敏症 眼瞼炎、接触皮膚炎 眼 びまん性表層角膜炎、結膜充血、結膜炎、刺激感、 そう痒感、霧視、眼脂、流涙、眼痛、眼の異常感、 眼の異物感 14. 適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意 患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。 ・点眼前にキャップをしたまま点眼瓶をよく振ること。 ・本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物はソフトコン タクトレンズに吸着されることがあるので、ソフトコンタ クトレンズを装用している場合には、点眼前にレンズを外 し、点眼後少なくとも5~10分間の間隔をあけて再装用す ること。 ・薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に 触れないように注意すること。 ・他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔 をあけてから点眼すること。 16. 薬物動態 16.3 分布 16.3.1 生物学的同等性試験 白色ウサギの片眼に本剤を、他眼に標準製剤(カタリン点眼 用0.005%)を点眼し、房 完全なドキュメントを読む